って言われても、ご存じない方も多いでしょうが、ピアニストです。ウチのヤツが誕生日のプレゼントに買ってくれた
「モーツァルト全集」(06/10/8)にもピアノソナタは何曲か入ってるんだけど、今後色んな曲に挑戦するための参考にと思って「モーツァルト・ピアノソナタ全集」みたいなCDってないかな?とAmazonで検索したら、この人が演奏しているのがあったので買ってみた・・・
のは良かったが、全然参考にならんかったよ(笑)CD4枚組で、全ての曲そのものの雰囲気は解るからOKではあるんだが。そう、あくまで曲の雰囲気を参考にするためであって、その通りに弾く気はないし、弾けったって弾けるワケが無い。私の現実問題として、モーツァルトに限らずどの曲を弾く時でも、いつも頭ん中では自分なりの素晴しい演奏が鳴り響いているんだけど、全く指に伝わらんのだわな(笑)
でも、それにしても演奏がね・・・スゴいんだわ。っていうか、こういう解釈もアリなわけ?みたいな。譜面通りに弾いてない部分が結構あるし、もの凄く早弾きでやってると思えば、ハエが止まるくらいゆっくり弾いてるのもある。んで、文字通り「鼻歌まじり」の演奏(きちんと鼻歌まで収録されている)恐らく専門家とか、その筋では有名なピアニストでしょうから、きっとこういう演奏も高く評価されてるんでしょうなぁ。でも、私はとても付いて行けませんでしたよ。そりゃやり過ぎだろ?って感じで。
この人は鼻歌まじりにやってるけど、右手で16のアルペジオ弾きながら左手でトリル入りのメロディー入れるのって、実際にやってみるとおっそろしく難しいぞ!今挑戦している曲に出てくるんだけど、私ぁまだまだ修行が足りませんな。