昨年末のこと。たまたま「iTunes Store」をブラウズしてたら「ロック」んとこに「Free」って見つけてね。「お〜こりゃまた懐かしいなぁ〜(しみじみ)」・・・レコード1枚持ってたはずで(確かライブのやつだったと思う)それもラインナップにあったんだけど、結局ベストアルバムみたいなのをDLした。やっぱ良いわポール・ロジャース。大好きだな、彼の歌。で、他の3人は・・・相変わらずウマいんだかヘタなんだか良くわからんかった(笑)でも、これまた懐かしいサウンドだったよ。
ポール・コゾフのギターって、ギタリストのみなさんの評価は如何なんでしょ?素晴らしいの?ヘタウマの極致?でも「ブルース」っぽいナンバーでは人が変わったように弾きまくってるね。それともレコーディングの時にかなりドラッグで逝っちゃってたのかな。
高校時代の駆け出しの頃に、ベーシストのたしなみとしてアンディー・フレーザー(ったっけ?)のベースプレイをけっこうコピーしたんだが、あ、思い出した・・・ライブ盤のソロんところをコピーしてたら、どう考えてもフレットが一つ足りない!後日、何かの雑誌に載っていた彼を見て「何だよ、SG弾いてんのかよ」って納得したんだったなぁ。当時はプレベタイプのベースを弾いてたからね。でも、レコード聴いた段階で「お、こりゃギブソン系のベースだな」って気付けよ!(って自己突っ込み)
若かったなぁ〜。全然ベースの音色なんて気にしていない頃だった。耳が肥えてなかった証拠だね。
ライブ盤では、けっこう・・・っていうか、かなりヨレまくってた記憶があるドラムは、当然スタジオ録音だけあってヨレが目立たない。しかし「エイト」叩かん人だな。ハイハットは頑(かたくな)までに「四つ打ち」・・・で、ここまで書きつつ何とか名前を思い出そうとしたんだが「何とか・カーク」(笑)
ボーカルは良いですよ。当時の記憶ではイアン・ギランが抜けた後の「ディープ・パープル」が、彼に白羽の矢を立てたとか。さもありなんってところだね。実現したら面白かったかも。そのせいかどうかは不明だけど、結局実現しなくてボーカルに入ったデビッド・カバーディルは、歌い回しとかが何となくポール・ロジャースそのまんまに聴こえて、当時の私ぁあんまり好きになれんかったな。でもポール・ロジャースが「Free」解散して結成した「バッド・カンパニー」って、考えてみたら一枚も聴いてないな。なんとなく「アメリカ」っぽい感じがしたからかな。食わず嫌いだったんだろうね。ともあれ、彼の歌声は素晴らしいねぇ。「Free」って、なんか知らんけど味わい深いバンドだったな。
そうそう、ちょっと前に世界ツアーしてた「ポール・ロジャース&クイーン」も売ってたよ。で、恐いもの見たさ(?)で試聴したら「おや?これはこれでアリかな?」って感じで数曲買ってみた。うんうん、コアな「クイーン・ファン」の方はどう評価するか知りませんが、なかなか良いですよ。彼の声、全然衰えてない。私が高校時代、仮に25歳だったとしたら、もう60歳に手が届きそうな年齢だというのに!
さらにこのアルバムの話をすると長くなりそうだから止めるけど、ブライアン・メイのギターで聴く「Wishing Well」もオツなもんです。
「Love of My Life」・・・心に染みるにゃぁ〜