別に内緒にしてたわけじゃないんだけど、実は新しいデジタルピアノを3月くらいに購入しまして。それがこのDGP-5(YAMAHA製・スペック等は
こちら)久々に超弩級の買い物をしましたねぇ。
ピアノを習い始めてから何年も経つけど、やりはじめると欲が出てくるもんですな。まぁ日曜ピアニストとしては「鍵盤のタッチ」がどうとかいう以前の腕前ではありますが。それでもやはり「家で一生懸命練習してそれなりに弾けても先生んとこのピアノだとうまくいかない」とか、その逆の「家ではうまく弾けないけど先生んところのピアノだとポロッとうまくいく」という現象があるわけですよ。先生のところはKAWAIのグランドピアノなんだけど、やはり弾いてて良いですよ。「ガ〜ン」とか「ポロポロリ〜ン」とかうまく行きますもん。そのへんのデジタルピアノとDGP-5の決定的な違いは、やはり「鍵盤が慣性で勝手に戻る」ちゅうところなんじゃないでしょうか。そりゃ今まで使ってたデジタルピアノも戻ることは戻りますが、「ハンマーアクション」とはいっても実際にハンマーが付いてるわけじゃないから戻り方が全然違います。それに、鍵盤を押し込んだ時の、何て言うかな〜「カッコン」て感じがない。ん〜わかってもらえるかな「カッコン」て感じ(笑)
その点、このDGP-5は実際にハンマーが付いてる部分以下(さすがにハンマーは付いてなくて「錘」だけど)鍵盤までがグランドピアノと同じ構造なんで、本物のピアノに限りなく近いような気がするね。先生んところのピアノしかまともに弾いたことがないから、他の本物のピアノとの比較はできませんが、少なくとも「家でうまく弾けないところは先生んとこでも弾けない」ようにはなりました。欲を言えば、ダンパーの効かない高音の鍵盤は、もう少し軽いといいんだけど。あと、鍵盤のフタが欲しいところだし、デジタルピアノなんだからメトロノームくらいは内蔵してくれよ。
音は・・・どうなんでしょ?ペダルを踏んだ時の広がりはやっぱ違うよね、しゃあないけど。正直言って音は良いのか悪いのか判断できません。っていうか、本当に良い音のピアノってどんな音なのか知りません(笑)そのへんはまあ、日曜ピアニストの限界でしょう。音色より何より、調律不要でメンテナンスフリーのお手軽さがウリの商品でしょうから(質量は充分重いけど・笑)私はどうでも良いです。
ま、あくまでDOKUDANだからね。もし、これ読んで購入を検討する人がいたとしたら、実際に店頭で触ってみた方が良いのは当然。安い買い物じゃないし。
そんなこんなで今ベートーベンの「悲愴」やってまして、難しいっすね。サビ(っていうのか?)の右手と左手がだんだん離れて行くところなんざ何回練習してもうまく行かんわ。前半と後半ごちゃごちゃになるし。それでも「こんな曲弾けるわけねえべ」と思ってたのが、なんとな〜くそれなりになってくると「お〜ひょっとしてイケるかも?」てな具合で、楽しいね。
【続編は
こちらで】