米国で「iPodは難聴を引き起こすおそれがある」として提訴した人がいるそうな。はんかくさい(注)ヤツは何処にでもいるもんだな。弁護士雇ってさ、カネと時間かけて、こいつ一体何を目論んでるんだか。「欠陥商品を販売すれば、メーカーはそれを補償する義務がある」そうで、そりゃそれでもっともな話なんだが、欠陥の中身は「難聴になるかもしれない」という事でしょ?ならば難聴にならない程度の音量で聴けばいいだけの話じゃん。そもそもさ、iPodに入っている音楽をフルボリュームで聴き続けなきゃならん理由はどこにもないわけで、ボリュームコントロールが難聴になる可能性がある音量以下にならない仕様になってるんなら、そりゃ欠陥商品でしょう。こいつiPodはボリュームが付いてるって知らんのか?
米国って何でも「Your own risk」が基本というイメージがあったんだけどね。だから「国立公園の危険な場所にも柵がない」って誰かから聞いた時(ガセかも知らんが)「さすがだね」と感心したもんさ。「ここは危険だよ」と警告してるのに、あえて近づいて事故にあっても当然「Your own risk」でしょう。近寄るあなたがバカなのよ。
iPodにもちゃんと警告文は添付されてるよ。それを無視して難聴になって「難聴になるくらいの音量が出せるのは欠陥商品だ」って怒ったって「アフォか、お前は」って笑われるんじゃないのかな、普通。初代ウォークマンから始まって、30年来携帯音楽プレーヤーを聞き続けているけど、私はまだ難聴になってません。
思うに、この提訴した男、最初に操作間違えて、ホイール回しすぎてボリュームがテンパイになってるのを知らずに再生したんじゃないかな?で、あまりの音量にどってんコイたと。ま、想像だけどね。いずれにせよはんかくさいヤツに違いない。
たまにこういう投稿もいいね。あ〜〜〜すっきりした(笑)
(注)はんかくさい・・・私が在住している地方の方言。一言でいえば「おバカ」。でも「軽薄な」とか「そそっかしい」とか「何も考えていない」とか、そんなニュアンスも含まれていて、この地方ではもの凄く便利な形容詞。
<用例1>
「と〜さん、武蔵がビールなめて腰抜かしてるよ」
「そんなはんかくさいネコ、ほっとけ」
<用例2>
「と〜さん、ヤクルトに石井一久が戻ってくるんだって?」
「そう。俺、ヤツのはんかくさそうなところが大好きだね」