このブログに投稿するのも久しぶりだなぁ。12日に弟が事故って以来、生活のサイクルが完全に狂っちまってエラい目にあったよ。でも良かった。意識不明の重体から、よくぞ回復したもんだ。正月は自宅で過ごせそうだな、きっと。
事故現場がかなり遠方だったから、弟のヨメさん大変。私も病院で5泊6日したけど、まぁ順調に回復してくれたんで甲斐があったってもんさ。骨折の方の治療のために札幌へ転院する前日ヒゲ剃ってやったんだが「兄貴には今までいつもしてもらってばかりで、何かしてやったという記憶がない。ごめんな」と涙ぐまれてね。う〜ん、さすがに私もグッときたね。ま、お互いいいトシこいたオトナなんだが、いくつになっても弟はかわいいもんさ。
さて、ここからが本題。
「サン・レコ」の10月号に「LOW FREAKency」という特集記事があったのは以前書いたけど、その中に「編集部が勝手に薦めるベース名盤」というのがあって、秀逸なベースが録音された(打ち込み・手弾き両方)古今東西のアルバムが17枚紹介されている・・・のはいいんだが、はっきりいってほとんど聞いたことないものばかり(笑)それでも何枚かは持っているが「キープ・オン・ムービン」(ソウルIIソウル)なんて、そんなにベース良かったっけ?「はっぴいえんど」って、当時もそうだったけど、今でも体質的に受け付けてくれないなぁ(笑)
きっとプロデューサー的な立場から選んだと思うね。ま、アンサンブルの中のベースという視点から選ぶとああなるんでしょう、きっと。ま、それはそれで良いでしょう。「ベーシストが勝手に薦めるベース名盤」だったら、ラインナップが全然違ってくると思うなぁ。
そこで「私が勝手に薦めるベース名盤」となると、筆頭に挙げるのは・・・そう、「Led Zeppelin II」だね(
05/5/20)
むか〜し(20代のころ)よく「ベース教えて」と頼まれたことがあるんだけど、そういうのって苦手だったし、第一自分がどうやってベースを弾けるようになったかなんて全然覚えてなかったからね。そん時は「このアルバムのベースを耳で聞いて完全コピーしたら卒業」って言ってたね。決してハデなわけではないけど、ロックとポピュラーとブルースの基本中の基本が全て盛り込まれたベースを弾いてますよJ・P・ジョーンズさん。これからベーシストを目指す皆さんはコピーして損はない。もちろん、j・ジェマーソンが参加しているモータウンの一連のアルバム挙げてもいいんだけど、ファンクブラザーズは少しレベルが上だね。そうだな、ピアノでいうなら「Zep II」は「ブルグミュラー」でファンクブラザーズは「ソナチネ」ってところかな。もちろんアルバムとしての完成度は非常に高いから、リスニングだけでも充分。でも「耳で聞いてコピーしまくって上達する」っていうスタイルは、もう古いのかな?
今度Bukiちゃんや番鱒に「ドラマーが勝手に薦めるベース名盤」「ギタリストが勝手に薦めるベース名盤」とか投稿してもらおうかな?おもしろそうだな。