モバイルレコーディングの定義って何だろう?いつでもどこでもレコーディングができること?乾電池やバッテリーで駆動するレコーダーが「モバイルレコーディング可能」と宣伝しているように、やっぱACが必要な機材はモバイル可能とは言わないと思う。そういう意味で言うとこのQuataFire610はモバイル失格。前にも書いた通り、AC必須。ノートパソコンと組み合わせて使ってみよう・・・なんてお考えのみなさん、だまされないように(
05/3/1)
あと、MacユーザーはOSを10.3.6以上にしないとMIDIポート1系統しか使えないらしい。こちらも要注意ですぞ。私は10.3.8で無事2系統使ってます。
さて前々回掲載時(
05/3/5)にコントロールパネルソフトの事を書きましたが使い勝手が良くないので、ならば外付けのミキサー駆使してやってみたらどうなるか・・・が今回のテーマ。幸いにも私、Soundcraft製のCOMPACT4というミキサーを既に所有しておりまして。購入した当時は音源の音をまとめるのとファンタム電源のないD12用のプリアンプのつもりだったのですが、ここにきて違う目的で役立ちそうな気配が。
まずは新曲のスケッチがてらメロディーを固めるためリズムと簡単なコード進行をLogicExpに打ち込みました。そんで、それを聞きながらベースをLogicExpに取り込んでみます(BLOG版のDOKUDANだけご覧の方、私は何を隠そうベーシストなんです)LogicExpのオケはQuataFireのOUT1-2から取り出してミキサーのPlayback inへ。ベースはミキサーのin2に接続しrecスイッチ押してrecordoutからQuataFireのIN2へと接続します。LogicExpの設定は、オーディオトラックを1本立ち上げてINは「2」でOUTを「出力なし」にします。「R」というボタンをクリックしこの曲に関するオーディオデータの名称を保存して準備完了。ベース弾きつつミキサーの赤いrecordポッドのレベル上げていくと・・・お、入って来た。次にオケを再生。playbackポッドのレベル上げていくと・・・来た来た!当たり前のようですが、でも構想どおりに音がでてくれるとうれしい。今回はすんなり行きましたね〜。LogicExp側で「出力なし」にしてあるから当然レイテンシーはナシ。自分の音とオケのバランスはミキサーのartistmixで調整。なかなか快適じゃないですか。でも、何故かplaybackに入ってくるオケに「ブ〜ン」というハムが混ざってるんだよな。どうしてかな?音が鳴ればマスキングされるからわかんないけど、中断してる時は気になるな〜。ちなみにレコーディング終了後同じPlayback inへMD繋げて聞いてみましたが、この場合は実に静かなもの。ってことはミキサー内部のルーティングの関係なのかな?原因不明・・・でも追求するのは止めました。私の本来の使い方ではないし、肝心のLogicExpに取り込んだベースの編集方法で悩んでしまったから(こっちの方も本来の使い方ではないんだけどね)
以上いろいろやってきましたが、要するにQuataFireで快適に宅録したいのなら外部ミキサー必須なのではないかと・・・いうのが私の結論です。おおっ!タイトルどおりDOKUDANだ!