話題作なので、本日娘と観に行ってきましたよ。面白かったか?と聞かれたら「そうでもないね」と答えるし、つまらなかったか?と聞かれたら「そうでもないね」と答えるね。普通の映画だったよ。何をして「普通」なんだかは良くわからんけど。でも「ハラハラ」もなければ「ドキドキ」もない映画なことは確かだね。(私ぁ原作読んでない)伏線いろいろ張りまくってるのはいいんだけど、つながりがよくわからないので、結局「ドキッ」としても「ビックリ箱」的なものにしかなってないし。何であんなに騒がれるんだろ?・・・不思議。どっかで観た俳優さんはいっぱい出てたよ。「プラーベート・ライアン」の隊長はじめ「レイダース」の最初のシークエンスに登場する案内役とか「U・ボート」の艦長とか「ハリウッド版ゴジラ」の工作員とか「ロード・オブ・ザ・リング」の魔法使いとか・・・音楽はね、良かったよ。エンドロールで確認したら「ハンス・ジマー」だったんだね。「ラスト・サムライ」と同じ人。
娘は開口一番「言われるほど解り辛くはなかったね」と、一回観ただけでだいたい登場人物の相関図を把握したみたいだけど、私ぁとてもとても。二人で映画観に行った後は「やしま」に行ってホルモン突っつきながらいろいろ批評するのが定番になってるんだが、そこで娘の解説を聞いて、やっと「お〜そういうことかいな」と大雑把なところをおぼろげに理解するのが精一杯。だから評価としては
☆☆★★★かな
そもそもさ、良くは知らんがこの手の話って「源義経は衣川で死なずに北海道へ渡り、さらに大陸へ渡ってジンギスカンになった」みたいな、いわゆる「トンデモ」系なんでしょ?素材が私とは縁もゆかりも無いキリスト教であるとはいえ、そこんとこ、ど〜なのかなぁ?家族や私自身の利益に反しない限り誰が何を信仰しようと一向に平気だけど、そういう私が観ても「真面目に一途に」信仰している聖職者や信者のみなさんが抗議する気持ちはわからなくもないかな。
いずれにせよ中身の記憶は全く残らん映画になるね、きっと。