近代日記

2010/4/8 | 投稿者: losthouse

ボブ・ディラン来日ツアー全日程が終了し、もうお台場へ行ってもそこにはディランは居ない。
しばらく虚脱した状態で生活していた。

そんな虚脱してしまった人たちに向けてかどうか、「ボブ・ディラン全年代インタビュー集」という本が発売されていて、これを大層面白く読んだ。

「ローリング・ストーン」誌に掲載されたインタビューや記事を、時系列に並べた素晴らしい企画。

そしてその本にも収録されている、2006年に行われたインタビューにおけるディランの発言が、何故か最近Twitterを賑わせている。


Togetter - まとめ「ボブ・ディラン/デマと、それを訂正するデマ」
http://togetter.com/li/13176


「むかしのレコードみたいな良い録音はもう作れないよ」というような、ディランの十八番であるところのノスタルジーと諦観に満ちた受け答えの一部なのだが、その発言の細部をめぐって様々な解釈が飛び交い、混乱の様相を呈している。


想像だけど、雑誌のインタビューであるとか、こういう場合のディランは敢えてテキトーな発言をしているのでは無いかと昔から思っているので、この一件について「ディランの発言の真意が何であったか?」という「解釈」に拘泥するのはナンセンスな気がする。
大体が、デビューしたての頃から「あれはミサイルの歌だ」「これはマリワナの歌だ」などなど、その作品ですら様々な「解釈」の槍玉に上げられた挙句、それらすべてを煙にまいて40年以上しぶとくやってきたような人なのだから、例えば今回のこの騒動をもし本人が眺めていたら、ニヤニヤ笑って「どの解釈も俺の真意では無い」とか言い出すんでは無いか、という気がしてならない。












トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ




AutoPage最新お知らせ