逆行日記

2008/5/11 | 投稿者: losthouse

山上たつひこ「単行本未収録傑作選2 神代の国にて」を読む。

今では山上たつひこの初期作品といえば「光る風」くらいしか読めなくなっていたので、こういうものが本屋に並んでいるのは本当に良いことだと思う。

収録されている作品すべてが素晴らしくって感激した。
70年代のポリティカルな劇画作品ばかりが集めてあって、こういう劇画を「古臭い」と言って嫌うひとが居るのも僕は知っているけれど、僕等は既にその後の山上たつひこが何処へ行くかを知っているのだ。
だからそうした前提で読めば、もうこの人は思想がどうのと言うよりも、ただただ権力や権威を毛嫌いして刃向かっているのだな、と思って、それって格好良い事だよなぁ、と単純に痺れてしまった。


ところで漫画本の巻末解説ってのは大体においてろくなもんじゃ無いのだけれど、中条省平による解説は実に解説らしい解説で良かった。



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