モダン日記

2008/2/9 | 投稿者: losthouse

コンピュータもあたらしくなったので、ついでにiPodもあたらしいのに替えよう、と思い立ち、格好良い最新機種のクラッシックってのを買って来て、買って来たのは良いけど、なんかむかしのモデルのほうがパッケージがでかかったような気がするな、って事が妙に気になって、開けてみたらわかった、あたらしいiPodにはiTunesインストール用のCDが付属していないのだった。

そりゃあそうだ。
いまどきiPodを買う人で、インターネットに接続していない、って人はまず居ないだろうから、iTunesなんて最新バージョンがネット経由でダウンロード出来るのだし、インストールCDを付属する意味なんてこれぽっちも無いってことなんだろう。

普段は滅多に行かないコンピュータ屋で店頭の商品を眺めているととても面白い。時代は変わったねぇ、なんて台詞がしぜんと口をついて出て来る。

最近は新製品マックブック・エヤーってのが鳴り物入りで店頭展示されていて、これなんかを見てみると、外部メディアの為のドライヴというものが一切搭載されていない。
一応別売りで、外付け型スーパードライヴが用意されてはいるのだけれど、軽い、薄い、が売りのエヤーにそんなもの繋げてしまったら台無しのような気がする。
これはつまり、もうこの先の時代、光学式ディスクなんて時代遅れだよ、記録メディアなんてなくなっちまうんだよ、データは全部オンラインでやりとりするんだよ、ってアップルの先見の明というか、予言というか、先走りというか、iTunesも最近はオンラインで映画のレンタルとかをやっていて、もうCDもDVDもいらない、って世の中になろうとしているのだな、と時代の移り変わりを目の当たりにしたような気がした。

しかし音楽に関して言うならば、CDはやっぱり当分なくならないだろうなぁ、と思っていて、というのは例えば僕はオンラインで音楽を買う意義を今のところ全く見出だせていないので、ネットでデータを買うくらいなら、ケースやブックレット等のおまけが沢山付いているCDパッケージを買うほうが全然魅力的だと思っている。

ただ流通形式が違うというだけで、買う事のできるデータ音源自体はネット経由だろうがCDだろうがまるで一緒というのが何よりも解せない。大して安くなる訳でも無いのに、それでどうしてオンラインで買う理由があるというのだろうか?
例えばネットで買ったものに関しては、マルチトラックにばらしたデータが付属していて誰でもミックスを編集自在になっているとか、作者が「やっぱあそこのサビ書き直したい」って言えば、つくり直したトラックをアップデートして無償で配布してくれるとか、オンラインならではの商品価値が無ければまったく面白くないと思うのだ。

そんなふうに、レコーディング、あるいは作曲という概念自体がすっかり変わってしまうような面白い世の中になれば、僕はもうCDなんてなくなってしまってちっとも構わないのだけれど。



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