2009/8/30 | 投稿者: losthouse

昨日、アジトの郵便受けに投函されていたビラ↓
http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/pdf/pamphlet_nikkyouso.pdf

すげえなこれ。なんかの冗談かと思ったら、ちゃんと自民党のオフィシャルだった。

ビラを読んで、「そ、そうだったのか!そんなら民主党に入れようかな」と言っている人々の声が、すぐそこに聞こえてくるようだ。

ま、自民にも民主にも入れない僕にはまるで関係無いですけど。

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2009/8/26 | 投稿者: losthouse

藤子・F・不二雄大全集、第2回配本の3タイトルが到着。
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/

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今月は、「ドラえもん」の第2巻と、「キテレツ大百科」「エスパー魔美」のそれぞれ第1巻。

いよいよガチャ子も登場して、連載初期の狂いっぷりが堪能できる「ドラえもん」も最高だけど、今回の目玉は、何と言っても「キテレツ大百科」につきる。

遥か昔、てんとう虫コミックス全3巻をむさぼり読んでいた頃の僕はまだ幼気な小学生だったわけだから、たぶん今回25年ぶりくらいに読み返したのだけど、いやあ、こんなに面白かったか、と言うくらいに面白い。

連載当時の75年前後といえば、藤本弘が「ビッグコミック」などの青年誌向けに、SF用語でいうところの「奇妙な味」に溢れた短編を量産していた頃とも重なるので、いま読み返してみると、それら短編における「奇妙な味」が、「キテレツ」にも時折忍び込んでいるように思えてとても興味深い。

白眉は、てんとう虫版には未収録だった「冥府刀」という一編で、この話に終始一貫してまとわりつく不気味さは、「ヒョンヒョロ」や「自分会議」を書いた藤本弘にしか表現出来ない、唯一無二の「味」だと思う。

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↑この白い画面が不気味。

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↑四次元世界を旅するキテレツ。本格SF。


テレビ・アニメの影響による認知度にひきかえ、原作漫画を読んだことのあるひとが非常に少ないといわれる「キテレツ大百科」。
こんなに面白いのに、何て勿体ない。
今度こそ、広く読まれるようになることを切に願って。





2009/8/16 | 投稿者: losthouse

知らないひとの飼っていたねこが死んだ。
知らないひとのことは知らないので知らないんだけど、ねこのほうは知っていたので、そっとねこの死を悼む。

本屋に行くと、ハインライン「夏への扉」の新訳版が売っていて、ねこといえばこれだよな、と思って、買って読む。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/115139.html

「夏への扉」といえば、「誰もがみんな褒めるんで、何かアラを探してけなしてやりたくなる小説」ベスト・ワンの呼び声も高い小説で、僕も今度こそけなしてやろう、と思って読んだのだけど、ずいぶんむかしに読んで細かいところをすっかり忘れていたことも手伝って、はらはらどきどき、手に汗握る展開、結局すごく面白かった。

読んだことが無い、ってひともあんまり居ないだろうが、もし居たらこの機会に是非。

ところで、手に取ってまじまじと見てみると、帯文にも表紙にも、どこにも「SF」の文字が見当たらないのが興味深い。
帯にかかれているのは「時をかけるエンターテインメント」「永遠の青春小説」って、勿論その形容に間違いは無いけれど、こんなにSFらしいSF小説も無いんだけどな。
まるで、一言でも「SF」って書いたら、売れないからと言わんばかりで面白かった。

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2009/8/13 | 投稿者: losthouse

うーむ、やっぱり最近のディランはどうかしてるな。

ボブ・ディラン、クリスマス・アルバム発売へ(asahi.com)
http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR200908100080.html

クリスマス・アルバム?! なんだそりゃ。すごく楽しみじゃないか。



ところで、もうひとりの御大、ルー・リードさんは今頃なにをしているのかと検索してみたら、ロラパルーザに出てこんな曲を演奏していたりするのだった。


まさかの「Senselessly Cruel」。
70年代のライブを収めたブートレッグも散々聴いてきたけれど、この曲を演奏しているものは今まで聴いたことが無い。




2009/8/11 | 投稿者: losthouse

新宿で一館しか上映してないなんて、どういうことだ?
だから、平日の昼間だというのにこんな超満員になってしまうのだ。まったく腹立たしい。

新宿バルト9。
超満員の劇場の一角に座り、細田守の新作「サマーウォーズ」を観る。
http://s-wars.jp/index.html

一体どんな映画なのか、なるべく事前に情報を入れないようにして観たのだけれど、蓋を開けてびっくりの、一大ファミリー・エンターテインメント巨編。

劇場内には夏休みの中高生と思しき男女がひしめいていて、残念ながら家族連れの姿はあまり見えなかったのだけど、上映が終わるとみな一様に「おもしろかったー」「すげー」「さいこー」と笑顔で席を立っていて、広い劇場が満足感ではちきれそうになっていた。
今までは、アニメ好きの狭い世界のなかだけで人気者だった細田守が、前作「時をかける少女」をバネにして、押しも押されぬ娯楽アニメの第一人者になろうとしているその瞬間である。

「王道」としか言いようのない演出と、笑いあり、涙あり、恋あり、SFありの物語。
まさにポスト・ジブリ、いよいよ世代交代といった印象を受けた。



で、「結局あなたはどうだったんですか?面白かったんですか?」と訊かれた場合のために書いておくと、僕はもう、大変最高に無茶苦茶に面白かったのだ。
でも、例えば「あなたはこの映画が好きですか?」と訊かれたとすると、僕は「あんまり好きじゃない」と答えざるを得なくって、「それは何故ですか?」と更に重ねて問われたとすると、「みんな仲良く助け合う、明るいインターネットなんて僕の趣味じゃないのです」と答えるのだった。


2009/8/9 | 投稿者: losthouse

ところで、ノベライズといえば。

デヴィッド・クローネンバーグ「イグジステンズ」のノベライズ版は、なぜかクリストファー・プリーストが書いていた、ということを最近になって知った。

ブックオフで100円で売ってないか探索中。

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2009/8/3 | 投稿者: losthouse

森博嗣の新刊「トーマの心臓」を読む。
http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/022/008/22896.html

言わずと知れた、萩尾望都の大名作のノベライズである。

原作が、言わずと知れるくらいの大名作なので、いくら森博嗣が萩尾望都の大ファンだからと言って、小説にするのにはきっと随分緊張しただろうなぁ、と思うけれど、読んでみると、これがすっかり「森博嗣のトーマの心臓」になっていて、萩尾望都の漫画作品とは全く別ものと思って読むべきものだと思う。

漫画と小説と、どちらが表現として優れているか、なんてことを言うつもりは毛頭無いけれど、やっぱり萩尾望都の描く一枚の画には、十万語をもってしても太刀打ち出来ない程の情感とドラマが込められていて、例えばそれは「文学的」なんて評されることも有るけれど、そういう意味では萩尾望都の「トーマの心臓」は、非常に「文学的」な作品なのだと思う。
対して森博嗣の「トーマの心臓」は、萩尾望都の「トーマの心臓」から、その「文学的」な要素をすべて排除し、物語としての「トーマの心臓」をむき出しにする試み、のようにも思えたのだった。

小説よりも漫画のほうが「文学的」なんてちょっと面白いね、と、僕は思った。

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2009/8/1 | 投稿者: losthouse

トマス・M・ディッシュの一周忌にあわせて、ってわけでは全然無いだろうけど、「プリズナーNo.6」のリメイク版とやらが放映されるらしい。

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↓ネット上を探索して、予告動画を見つける。



英国SF趣味満点のオリジナルに比べて、いかにも今どきのアメリカドラマって感じの演出でげんなりだけど、主人公を追っかけるあの白いふわふわ球体だけはオリジナルのそのままで、なんか笑える。
ふわふわ球体の活躍を見守るためだけにでも、是非観てみたくなる。


↓こちらは旧作のふわふわ。うーん、やっぱり良いなぁ。





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