2009/6/28 | 投稿者: losthouse

午後のとしまえん。
そぼ降る雨の中、遊園地で遊ぶひとたちの影はまばらだ。
それを横目に、私は隣接するシネマ・コンプレックスで映画鑑賞。

庵野秀明「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観る。

未だ観ていないひとたちの為に、細かなことは何も書けないけれど、紛うことなき大傑作である。

あのエヴァンゲリオンの物語をばらばらにして、超一級のエンターテインメントに造りかえようという試みは大成功でありながら、それでもやっぱり「あのエヴァンゲリオン」でもあり続ける、というところが、大変素晴らしいと思う。

前作「序」では控えめだった、特撮マニヤ的引用/オマージュ趣味が、今回はタガが外れたみたいに全開になっていたのも楽しんだ。
同じ特撮マニヤとしては思わずにやりとさせられる、あんなサントラやあんな宇宙船やあんなSEが沢山。

兎に角観るべし。話はそれからだ。



2009/6/24 | 投稿者: losthouse

ついに出た!

水木しげる「お笑いチーム」の復刻が!
http://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b24921.html

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これまで水木しげるの貸本漫画といえば、怪奇ものや戦記ものばかりが復刻されて来たわけだけど、勿論それらが普通に読めるというのも大変素敵なことなんだけど、ここに来て最初期のギャグ作品が、ようやっと復刻されたわけである。

これもやっぱり小学館クリエイティブの良い仕事。
個人的にはオリジナル「新寶島」復刻よりもセンセーショナルな事件なのだ。

内容は是非手に取って確かめて頂きたいが、とりあえず水木しげるの書くねこの可愛さは異常。

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来月は「怪獣ラバン」だ!良い時代になったもんだ。

2009/6/19 | 投稿者: losthouse

もうすぐ移転するので無くなってしまうのだという、渋谷アピアに行って、友部正人のライブを観る。

完全ソロ、ギター一本の友部正人を観るのは何年ぶりだろう。
久しぶりに、濃密な言葉を雨に打たれるように浴びて、感動に打ち震える。

大好きな「反復」や「もうずっと長いあいだ」など、70年代の諸作をたくさん聴けたのは嬉しかったけど、まだ録音されていない新曲も大変素晴らしい。

特に、「こちらは粗大ゴミの回収車です エアコン、電子レンジ…テレビは映らなくても結構です」と始まる、廃品回収業者の軽トラックをうたったうたがとても良かった。
「この世の何だってうたに出来る。うたに出来ない事柄なんて無い」というような、作者の自信が言葉の端々から感じられる、そんなうただった。

お客さんのなかに混じって普通に遠藤みちろう氏が居て、別に僕が緊張する必要は無いのだけれど、それでも大変緊張して、疲れる。

おみやげに、出たばかりのミニアルバム「二つの午後」を買った。はっきり言って名作だった。


2009/6/14 | 投稿者: losthouse

ふざけて「1984」のことを書いたりしていたら、ヒュー・ホッパーが死んでしまった。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=24496

ほんと最近はよく人が死ぬねぇ。

やっぱりこれで「1984」馬鹿売れだろうか、とも思うが、多分そういうことにはならない。


2009/6/12 | 投稿者: losthouse

ボブ・ディランの新作「トゥゲザー・スルー・ライフ」をやっと聴く。

相変わらずの、アメリカ音楽の源流を求める地獄めぐりの旅なレコードなわけだが、今回はいつにも増して肩の力が抜けた、楽しそうな演奏が全編に渡って聴けて、すごく良い。

コンスタントに新作を発表して、それが全部素晴らしいのだから、ほんと最近のボブ・ディランはどうかしてる。
一時は何年もレコードを出さずに、「もう新曲なんてつくらん」って言っていたのが信じられない68歳である。

ついでに言うと、最近のボブ・ディランは顔もイイ。
この「ローリング・ストーン」の表紙なんて、あんまりイイ顔なんで、ついうっとりと眺めてしまった。

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2009/6/10 | 投稿者: losthouse

村上春樹の「1Q84」という小説が、とにかく馬鹿売れしているらしい。

なんでも発売から約10日で既に100万部だそうで、一体何がどうなってそんなに売れるのか良くわからんが、実は我がアジトにもちゃんと2冊セットで有ったりする(まだ読んでないけど)のだから、不思議だ。

本の実物を見るまで、僕はタイトルを「アイキューハチジュウヨン」だと思い込んでいたのだが、実は「イチキュウハチヨン」と読むのだった。
当然オーウェルの「1984」が元ネタなわけで、そんなに馬鹿売れしているんだったら、間違えて「1984」のほうも馬鹿売れしちゃったりなんかして、と考えて独りで楽しんでいたのだけれど、事実は妄想より奇なり。なんと本当にそういうことになってるらしい。

↓(毎日新聞)「1Q84」ブーム過熱 発売12日目で100万部超え 作中のCDも品切れ
http://mainichi.jp/enta/photo/news/20090610mog00m200008000c.html

いやあ驚いた。まさか今更「1984」が完売しちゃうだなんて、早川書房もさぞ驚いてることだろう。

ついでに、P-モデルのファースト・アルバムとか、デヴィッド・ボウイーの「ダイヤモンド・ドッグス」とか、ヒュー・ホッパーの「1984」とかも売れたらもっと面白いのだけど、多分そういう事にはならない。



2009/6/3 | 投稿者: losthouse

いま出ているSFマガジンの7月号が、伊藤計劃の追悼特集なんだけれども、冒頭のみ書き残された遺稿、「屍者の帝国」というのが凄く面白かった。というか面白そうだった。何せ書きかけだから。

ボンド・ファンならではのネタも有って、同じボンド・ファンとしてはニヤリとする。
もう死んでしまったものは仕方が無いが、全編読んでみたかったとは思う。

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ネット上には、こんなものも転がっていた。
↓伊藤計劃・作画「女王陛下の所有物」
http://www.geocities.jp/project_itoh/




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