2009/2/20 | 投稿者: losthouse

平沢進の新作「点呼する惑星」を聴く。

早いもので、今年は平沢進ソロ・デビュー20周年、P-モデルのデビューから数えると30周年だそうで、ことさら帯のキャッチにそんな文句を入れたりしないところが平沢進らしいところではあるが、新作「点呼する惑星」のますます変態度の増した異様なサウンドを聴いていると、20周年とかそんな呑気なキャンペーンをやっている暇は無いんだろうなぁ、と思って、その充実ぶりに安心した。

とは言え、20周年を意識したのかどうか、これまでのキャリアの総括、ルーツ回帰を思わせる曲調もちらほら。
もろウェンディ・カーロスで、もろムーグなシンセに始まり、変拍子とブレイクが入り乱れる曲構成はプログレ上がりの面目躍如。
ギタリストとしての平沢進も堪能できる場面が多く、いつものロバート・フリップ直系のソロ以外にも、なんとスライド・ギターを弾いてたりする。これがやっぱりブルース・フィーリングゼロ、感情ゼロみたいなスライドで、実に良い。
他にも、スプリング・リヴァーブをびしょびしょにかけたサーフ風なソロなんかもあって、ヴェンチャーズに触発されてエレキを買ったという少年時代への、まさにルーツ回帰か。

音色、曲調が多彩で、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさがあるから、近年のソロ・アルバムにおけるシリアスな作風に食傷気味だったひとにも、きっと歓迎されると思う。傑作。

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↓公式サイト配信:85秒で巡る『点呼する惑星』ツアー





2009/2/18 | 投稿者: losthouse

わざわざ検索なんてしないから知らないけど、きっとネット上でも沢山のウェブログや何かで批判的な記事が沢山書かれているんだろうが、それでも書くけど、あまりの馬鹿馬鹿しさに涙が出るね。


「風街ろまん」出荷・販売停止 鈴木茂容疑者の逮捕で
http://mainichi.jp/enta/music/news/20090218mog00m200066000c.html


こういうのを民度が低い、って言うんだよな。

2009/2/6 | 投稿者: losthouse

いろいろと乗り遅れているわたくし。

先月1月には、NHKの「あの人に会いたい」で、横溝正史のインタビューを放映していたらしい。

ありゃあ、知らなかった、それは観たかった!と後悔しつつも、最近はインターネットっていうものがあって、見逃した番組もすぐに観ることが出来るのだから便利だ。

検索したらあっさりヒットした。


Watch Seishi Yokomizo 横æº�æ­£å�²  |  View More Free Videos Online at Veoh.com

2009/2/3 | 投稿者: losthouse

最近新刊書店にはご無沙汰していたので、去年の9月からこんなものが出ていたとはつゆとも知らなかった。不覚であった。

って何がかっていえば、角川文庫「横溝正史読本」である。

横溝マニヤは周知の通り、角川横溝文庫末期に発行された資料本。
資料と言ってもメインは小林信彦との対談で、別にどうしても読まなきゃならない、って程の内容では無いのだけれど、マニヤ心をくすぐるのは矢張り杉本一文によるその表紙絵である。

妙におどろおどろしい、生ける石膏像のような横溝先生の肖像画が、マニヤの所有欲を激しく刺激する。ううっ、この気持ち悪さを一冊手元に置いておきたい、って感じで。

しかし発行部数の少なさからか、古書店でもなかなかお目にかかる機会が少なく、有っても専門書店だと5000円とか平気で付けてたりするので、今まで手に入れにくいアイテムではあった。

それがめでたく、杉本画伯の表紙絵もそのままに、復刊されたというわけである。良かった良かった。実に良かった。

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しかし、新刊書店の角川文庫売り場内、横溝正史コーナーを見ていると、ほか「八つ墓村」や「悪魔が来りて笛を吹く」等の有名作品は現行のへんてこりんなカバーなのに、この「横溝正史読本」だけが杉本画伯の素晴らしい表紙絵というのも、何だかすわりが悪いというか居心地が悪い。

これを機会に角川書店は、横溝正史の全作品まとめて、杉本一文表紙絵カバーに戻すべきだと思うのだけれどどうだろう。




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