2008/11/29 | 投稿者: losthouse

鴬谷。

東京キネマ倶楽部、という場所で、平沢進のライブ「PHONON 2551」を観る。

あたまっから最後まで、うたいまくり、ギター弾きまくりの約90分。
懐かしい曲も聴けたし、やけに格好良い新曲を2曲も聴けたし、実に良かった。素晴らしかった。

しかし何より感激したのは、恐らく十数年ぶりに演奏された名曲「夢みる機械」のなかでお披露目された新楽器。
その名もThe Musical Tesla Coil Zeusaphone Z-60という代物で、名前のとおり巨大なテスラコイルが、金網のなかで放電して稲妻をもたらし、同時に奇怪なスパーク音を発生させる。
しかもそれがちゃんと音階になっていて、MIDI制御でメロディを演奏するのだ。

映画「プレステージ」に出て来たアレが、音楽を奏でると想像してごらんなさい。
すごいでしょ?

一体こんなものをどっから見つけて来たんだろう、まさか自作か?と思ったら、ネットで売っていた。
http://www.zeusaphone.com/zeusaphoneZ60.html

これこそは音楽界に新風をもたらす偉大なる発明だと思うのだけど、たぶん平沢進以外に使いこなせるひとは居ないような気がする。



上の動画は、アメリカで撮影されたThe Musical Tesla Coilの演奏風景。
「スーパーマリオブラザーズ」のテーマ曲が、稲妻によって奏でられる。すごいでしょ?

2008/11/27 | 投稿者: losthouse

オートモッドのジュネが、随分ほのぼのとした日記ブログを日々更新しているのも微笑ましくて良い感じだが、このエントリには度肝を抜かれた。

北京ダック@中華茶房エイト 恵比寿

下のほうへスクロールして行くと、そこにはなんと2008年仕様のイヌイ・ジュンが!!

駄目そうな親父になってて、今でも実に格好良い。

2008/11/26 | 投稿者: losthouse

酔っ払って楽しくやっている間に、浦岡敬一が死んでいた。

http://mainichi.jp/select/person/news/20081126k0000m060050000c.html

大島渚、実相寺ファンは勿論、特撮マニヤもともに冥福を祈ろう。

みんなどんどん死んで行く。

2008/11/18 | 投稿者: losthouse

11.16のライブに来て頂いた皆さん、どうもありがとう。

大変盛況で実に楽しかった。

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2008/11/13 | 投稿者: losthouse

繰返し何度もこのようなことばかりを申し上げて大変恐縮なんだけれども、それにつけてもジョン・ライドンというひとの芸人としてのレベルの高さには舌を巻くばかりで、ロック・ミュージシャンでここまでの水準に達しているひとというのは外に例が無いよなぁ、と、現在イングランドで放映されているというバターのコマーシャル・フィルムを観てつくづく感じ入ったのであった。



2008/11/7 | 投稿者: losthouse

新曲の歌詞を書いた。


『タンク・タンクロー』


ドアの向こう ひしめく奴等に
戦車の形態模写で立ち向かうあなたは

行こう 天使のアジトへ
ドアの向こうに身を投げて
いつもありふれた狂気を売り買い
羽根をむしり合う しもべが迎える


神の力 愛の気高さが
手頃なドブ河にあなたを突き落とす

行こう 天使のアジトへ
ドアの向こうに身を投げて
いつもありふれた憎悪を売り買い
腹を殴り合う しもべが迎える


裏切られて 苦渋にまみれて
戦車になった夢を見続けるあなたは

行こう 天使のアジトへ
ドアの向こうに身を投げて
いつもありふれた殺意を売り買い
嘘で騙し合う しもべが迎え

2008/11/3 | 投稿者: losthouse

平沢進、初の著作「SP-2」を読む。

SP-2というのは、タイにおけるMale to Femaleの性転換者を指して、平沢進が考案した呼称である。
と、簡単に一行で説明するのが憚られるというのは、本書のなかで著者は8ページを裂いて、そのイントロダクションとして「SP-2とは何か?」解説と考察を繰り広げているからで、照らし合わせるに「Male to Femaleの性転換者」とした僕の要約は合っているようで少し間違っている。正しくは手に取って読むのが一番。

とにかく本書は、そのSP-2との交友録を記したエッセイ?またはノンフィクション?のような読み物なのだった。

むかしから平沢進の文章というのは抜群の面白さなのだが、その発表媒体といえばファンクラブの会報やウェブログ、または音楽雑誌の小さなコラム記事やレコードのライナーノーツ位だったので、こうして書籍として一般向けに販売されるというのはとても良いことだと思う。

でも僕は彼のことを、その音楽にも見合った、奇天烈な文章を書くひとだとずっと思っていたのだけれど、こうしてまとめて読んでみると意外にまともで、すんなり読める易しい文体なのだな、と印象をあらたにした。

日本人ミュージシャンとSP-2たちが繰り広げる面白エピソード集としても読めるし、ジェンダー・アイデンティティについて深く考えたり、または「人生のお手本」的なメッセージをSP-2たちの台詞から読み取ることも出来るだろう。
一部のファンだけではなく、平沢進が誰だか知らないひとでも、気軽に読める読み物として出来上がっている。

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