2008/7/30 | 投稿者: losthouse

バービー ヒッチコック「鳥」(マテル)



クリックすると元のサイズで表示します

最近のバービー人形はすげぇな。ちょっと欲しい。

2008/7/28 | 投稿者: losthouse

昼間っからテレビで「アイ・アム・レジェンド」ってゆう映画を観ていて、なんでそんなものを観てたかとゆうと、原作がリチャード・マシスンの「吸血鬼」だから。ヴィンセント・プライスの「地球最後の男」のリメイクだから、と言ったほうが通りが良いのか。とにかく観ていた。

最近のハリウッド映画の特撮は本当に凄くて、荒廃した無人のニューヨークの光景はとってもわくわくさせてくれるのだけど、吸血鬼じゃない変なゾンビがちっとも魅力的で無いのはさておき、憤慨せざるを得ないのはその結末。
原作では流石マシスン、いかにもトワイライト・ゾーン的な、「奇妙な味」センスに満ちたどんでん返しで終わるのだけど、「アイ・アム・レジェンド」は原作の一番面白いところを全部台無しにしてしまっていて、本当に非道い映画だった。

恥ずかしながら未見なのだが、2度目の映画化である「オメガマン」の結末も似たような台無しラストだったようで、つまり「アイ・アム・レジェンド」は「地球最後の男」では無くて「オメガマン」のリメイクだった、って事なのだろうか。

でも、DVD版には、もうひとつのエンディング、として原作通りの結末も収録されているのだそうだ。
ちゃんと撮影されてたって事は、つまり漫画に出てくるようなハリウッドのプロデューサーとかが、「なんか終わりがよくわかんねぇよ。もっとボガーン、つって終わらせろよ」とか言って改変させられたのだとしたら何か笑えるけど、脚本家は可哀想だなぁ。

先日、クローネンバーグの「ザ・フライ」2枚組DVDを購入して、これでもかと言うくらいに特典映像がてんこ盛りされていて、ぐったりしながらも律儀に全部観たのだが、それにもやっぱりもうひとつのエンディング、っていうのが収録されていて、それがまさに蛇足、公開版がこの結末だったら多分名作とは言われていないであろうと思わせる、非道いエンディングで実に笑えた。

頭の悪そうなプロデューサーが特典映像のインタビューで、「あれは私のアイデアなんだ、実は今でもあっちの方が良いと思ってるんだけど…」って言っているのが情けないが、一応撮ってはあげたけど結局採用しなかったクローネンバーグ以下スタッフは本当に偉かった。

2008/7/21 | 投稿者: losthouse

レオニード・ツィプキンというひとの、「バーデン・バーデンの夏」という本を読む。

ドストエフスキーに取り憑かれたひとが書く、ドストエフスキーに取り憑かれたひとの物語。
僕のようにドストエフスキーに取り憑かれたことがあるひとは、きっと夢中になって読み進め、読み終わった後もずっと幸福な気分に浸ることが出来る、とても良い小説だ。

偉大で高潔なる作品群を残した作家は、とんでもなく嫌な奴だったので、だから偉大で高潔な作品を残した。
激しい感情を叩き付けるだけでなく、ドストエフスキーが如何にして優しさと慈愛に満ちた人物を創造し得たのか、その秘密が垣間みえたような気にさせる、面白い小説だった。

2008/7/15 | 投稿者: losthouse

最近のジョン・ライドンの顔は良い。
というのも、歳をとってぶよぶよになって来て何だか目にもかつての生気が無くなったように思えて、それでもパンクな表情で精一杯気取ってみせるあたりが実に格好良いなぁ、と、ネット上に載っけてある写真なんかをたまに見かけると、ついうっとり見惚れてしまうのだ。

僕がパンク・ロックについて一番好きな部分(悪ふざけとか、いやがらせとか)を今でも全身で表現しているのがジョン・ライドンなのであって、そういう意味で僕にとってのパンクとはやっぱりジョン・ライドンのことなのだ。

巷ではサマーソニックという夏祭りがもうすぐあって、そこにセックス・ピストルズのジョニー・ロットンとしてジョン・ライドンも参加するという話を聞いて、良いなぁ、夏祭りなんか行きたかないけど、セックス・ピストルズは観たいなぁ、と思って悔しい思いをしていたのだが、夏祭りとは別に、セックス・ピストルズだけの単独公演が8月に催されるのだと今日聞いた。

SEX PISTOLS ~SUMMER SONIC EXTRA VOL.11~

これは行かなくちゃならんな。

思えば10年くらい前にやはりセックス・ピストルズとして来日したことがあったが、武道館でピストルズなんて、それは無しだろ。とか言って、今より大分生真面目だった僕は嫌悪の念を抱いて行かなかったものだ。
今から思えば何と甘ちゃんなことか。

今の僕は、ぶよぶよで生気の無いセックス・ピストルズこそ観なくちゃいけないような気がしている。


↑ちなみにこれが、2008年型のセックス・ピストルズ。
だいぶ駄目でダサそうで、かなり期待できる。

2008/7/12 | 投稿者: losthouse

ぼーっとしていたら、ニューヨークではトマス・M・ディッシュが拳銃自殺していた。

http://www.nytimes.com/2008/07/08/books/08disch.html?_r=2&ref=obituaries&oref=slogin&oref=slogin

不遇を絵に描いたようなキャリアの持ち主が、最後は自殺なんて話が出来過ぎているような気がして、もうちょっと何とかならなかったのか、と誰に向けるわけでも無い台詞がつい口を出てしまう。

とりあえず、今はほぼ全て絶版になっている邦訳が復刊されることを祈りつつ。

2008/7/7 | 投稿者: losthouse

デヴィッド・クローネンバーグの新作、「イースタン・プロミス」をやっと観る。

前作「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に続く、やくざ映画第二弾。
前作があまりに良かったので、きっと今回も外さないに違いない、と思っていたら案の定。
上映が終わって劇場を出る私が漏らすのは感嘆の溜め息ばかり。実に素晴らしい映画だった。

映画の内容は全然違うのだけど、観ていて「デッド・ゾーン」のクローネンバーグを思い出してしまって、漫画みたいに単純な物語なのに、的確に、冷徹に語るその語り口とか、全編を覆うもの哀しさ、切なさがやっぱりクローネンバーグ印。


2008/7/1 | 投稿者: losthouse

もう先月のはなしだけど。

なぜかカルティエのサイトで、ルー・リードの新曲がダウンロードできる。

現在進行中の「ベルリン」ヨーロッパ巡業でもアンコールの最後に演奏されている「パワー・オブ・ザ・ハート」という曲で、ロマンチックで力強くてとても素敵な曲だ。インタビュー動画も相変わらずのルー節で笑える。


ところでルー・リードと言えば、先日何とは無しにキャンディ・ダーリングについてインターネットで調べていたら、やっぱりザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「キャンディ・セッズ」についての文章やら動画やらが沢山出て来て、これがまた色んなひとがライブで演奏したりレコードに吹き込んだりしているのだけど、ポーティスヘッドのベス・ギボンズによるカバー、というのがとても良かった。





AutoPage最新お知らせ