2008/5/23 | 投稿者: losthouse

よく晴れた、午後の渋谷。
明日はボブ・ディランの誕生日。
だから「アイム・ノット・ゼア」という映画を観る。

ボブ・ディランの伝記映画だからといって、「シド・アンド・ナンシー」とか「ドアーズ」みたいな当たり前の構成にして面白くなるわけが無いのは百も承知なのだから、複数の人格が登場し、それぞれ別のボブ・ディラン像を描くというこの映画のアイデアは素敵だ。

中でもヒース・レジャーとシャルロット・ゲンズブールによる夫婦のはなしと、リチャード・ギアが年老いた(殺されなかった)ビリー・ザ・キッドに扮し、アメリカ民謡の毒々しい歌詞の世界をたゆたうパートがとても良くって、それらは直接ディランの生涯を描いたものでは無いだけに、より説得力があるように感じる。

映画としては解りやす過ぎてベタベタなところが少し不満ではあるけれど、それでも古いアメリカ民謡の世界と、ケイト・ブランシェットがなりきる66年のディラン、そして現在のディランがすべて地続きである、というところを指摘してみせた点で、きちんと「ボブ・ディランの伝記映画」として成立していて、そこが僕はとても良いと思った。

2008/5/19 | 投稿者: losthouse

それにしても気になるのがボンドの新作。

1/31「2発目日記」参照

事前情報から察するに、復讐に燃えるボンドが敵を追って飛び回る筋立てのようで、原作を意識したハード路線で突き進むのだと思われますが、邦題もそれに追随して、ハード・ボイルドなタイトルに決定したようです。

「007/慰めの報酬」オフィシャル・サイト

"Quantum Of Solace"を、「慰めの報酬」とするそのセンス。
「消されたライセンス」以来、20年ぶりの日本語タイトルなのだとか。
Quantumのなにが「報酬」なんだ、という意見はさておき、その創元推理っぽさを最大限に評価したいところです。

「007/クォンタム・オブ・ソラス」にしなかったソニーはえらい。手放しで賞賛。

2008/5/14 | 投稿者: losthouse

「ベルリン」ツアーも一段落、通常営業に戻ったルー・リードのあたらしいライブ音源がここのストリーミングで聴ける。

写真を見るともうすっかりお爺ちゃんなので心配になったのだけど、うたい叫ぶさまは相変わらずのロックンロール・アニマルっぷり。スティーヴ・ハンター入りのトリプル・ギターで喧しいことこの上ない。

3、4曲目、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「アイム・セット・フリー」から「エクスタシー」につながり、壮絶なギター・ソロが繰り広げられるさまが素晴らしくって、コンピュータの前でひとり盛り上がった。

むかしっから、ルー・リードを聴くと妙に元気が出る。
どんなに陰惨で悲しいうたをうたっていても、その激しさが僕のこころをもり立てる。

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2008/5/11 | 投稿者: losthouse

山上たつひこ「単行本未収録傑作選2 神代の国にて」を読む。

今では山上たつひこの初期作品といえば「光る風」くらいしか読めなくなっていたので、こういうものが本屋に並んでいるのは本当に良いことだと思う。

収録されている作品すべてが素晴らしくって感激した。
70年代のポリティカルな劇画作品ばかりが集めてあって、こういう劇画を「古臭い」と言って嫌うひとが居るのも僕は知っているけれど、僕等は既にその後の山上たつひこが何処へ行くかを知っているのだ。
だからそうした前提で読めば、もうこの人は思想がどうのと言うよりも、ただただ権力や権威を毛嫌いして刃向かっているのだな、と思って、それって格好良い事だよなぁ、と単純に痺れてしまった。


ところで漫画本の巻末解説ってのは大体においてろくなもんじゃ無いのだけれど、中条省平による解説は実に解説らしい解説で良かった。

2008/5/3 | 投稿者: losthouse

4月21日に行われたBossa Nova Excuseのライブを、ジャックがデジタル・カメラで撮影していたことが発覚。
画像ファイルを没収したので、ここに一部を公開する。
ライブに来てくれた皆さん、どうもありがとう。

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