2007/1/29 | 投稿者: losthouse

Royal de Luxeという市街劇団がフランスにあって、ロイヤル・デラックス、でなくてフランスだからロワイヤル・ド・リュクス、なんて読むらしい。

去年YouTubeにアップされた動画が大人気になって日本でも色んなサイトに貼られまくってて、それきり忘れてしまっていたけど、彼等が先月末にチリのサンディエゴで公演をした、ってニュースを今日になって読んで、ああ、そういえばこれ、って思い出してYouTubeで検索して再見。
ほんとなんべん観ても凄い。

こんな人形が街の至る所に突然現れて、何日間もかけてひとつの物語を紡ぐのだというからわくわくさせる。

実際の公演の様子は、こちらのブログが詳しい
アスファルトに縫いつけられてしまった自動車の写真とか、良いねぇ。

是非日本へも巡業に来て頂いて、どうせなら新宿とかを踏み荒らして欲しいものだが、まぁ絶対に無理でしょうな。


これが2006年ロンドン公演のYouTube動画

2007/1/28 | 投稿者: losthouse

新宿から明治神宮、森を抜けて青山から渋谷、渋谷からアジト、自転車には乗らず、とぼとぼ歩いてお散歩と洒落こんで楽しい。

246号線沿いの古本屋で文庫本の棚をつらつら眺めていて、そういえばこの前「曲のタイトルはもっとハード・ボイルドにしろ」ってベーシストに要求されて「なんだそりゃ?」と思ったのを思い出して、チャンドラー「大いなる眠り」創元推理文庫版の最初のカバーのやつを手に取る。
あんまり面白味が無いといえば無い図案、けどむかしの創元文庫はしおり紐なんかついてて好き。カバーもつるつるしてて好き。
100円銀貨と引き換えにして、まだまだ歩く。

しかしリハだのデモだのって、自分たちの演奏ばかり聴いていると頭が腐る。
集中して聴いてしまうからなのか、元来疲れる演奏なのか、30分くらい聴いただけでどっと疲れる。

なんか軽いものは無いか、とレコード屋に入ったら、爆音でフリクションのファーストが流れていてますます疲れる。トーキョーピープル。

そうゆーのじゃなくてさぁ、って言って長時間物色して、買ったのが野坂昭如「辻説法」だったんだからどうしたものか。
もはや軽いも重いも無い、野坂の選挙演説を収めたこんな奇妙なレコードがCDになって何処でも買えるのだから恐ろしい世の中だ。

まだまだ歩く。
日が暮れるまで歩く。

2007/1/22 | 投稿者: losthouse


新バンド「Zwei」でライブやります。

Zwei (ツヴァイ)

 濱附_司:ドラムス
 榎本隆幸:ベースギター
 福田光紀:ギター、ヴォーカル


2月10日(土)京都 CLUB EAST
18:30 Open/19:00 Start
前売1500円/当日1800円 (1ドリンク付)
共演:震える舌 SARRY


よろしく。


2007/1/18 | 投稿者: losthouse

しばらく会っていないなぁ、と思っていた友だちと小田急線の車内でばったり再会して、あらあらこんなところであけましてどうもことしもよろしくなにやってんのどうしたのせっかくだからライブでもみにいくぅ?ってな感じになって、下北沢の飲み屋へ行ってギター弾き語り3組のライブを堪能。

この日のトリは遠藤ミチロウ先生。
何度観てもミチロウはいつもミチロウである。
50年生まれだから今年で57歳になる筈だけど、今でもちゃんとミチロウであり続けている、ってことに今夜は特に思いを馳せてしまって、スターリンの「溺愛」なんて僕が中学生の頃毎日のように聴いていた曲を演奏されると、特に感慨深くてビールが美味しかった。

2番目に出た日比谷カタンってひとは初見だったのだけど何だか大変なひとで、その大変さはちょっと文章では伝わりにくいので、あなたも一度ライブを観に行ってみると良い。きっとびっくりする。
「次の曲は、フランス革命まっただなかの五反田が舞台で…」という曲紹介の口上が僕のツボ。

でも1番手の山本久土の演奏が実は一番良くって、東口トルエンズで演ってる曲をギター1本で歌うのだけど、戸川純の「諦念プシガンガ」はやっぱり希代の名曲だなぁ、と思って、これもビールが美味しかった。

2007/1/14 | 投稿者: losthouse

久しぶりついでに、もういっこ歌詞を書いた。


『パニック U』


夜の庭でバイクを燃やして いつも猿のバーベキュー
ドレスの裾に火が着いて 手を叩いて笑う猿のリテラシー

抗鬱剤と携帯電話とテレビ・ゲームと劣化ウラン弾しか無い世界で
発癌性の現代詩が原作のアニメーションがもてはやされる


 電子音のパンの笛の理不尽で不条理なそのトーン


ひかりの中で声が「怒りをこめてあきらめろ」と言う
檻の中で今日も満腹であたたかく心地よい眠りに就く

情緒不安定な戯言ばかりうたっている猿
安い手品に騙されて 手を叩いて笑う猿のリテラシー


 電子音のパンの笛の理不尽で不条理なそのトーン
 
 覗いている後姿を 覗かれている夢を見て
 怒りをこめて 眠る



2007/1/12 | 投稿者: losthouse

ひさしぶりに歌詞を書いた。


『オイディプスとスフィンクス』


椅子の背中に縛りつけられて 頭にギブスを着けられる
クイズに答えて当たればハワイ 負けたら顎を砕かれる

今まで何度もチャレンジしたけど 正解出来たためしが無い
無邪気な君が返り血浴びて 何度も僕の顎を砕く


テーベの故事に倣い この世はクイズで出来ている
負け続けてる僕等の想いが 時間をこえて行く


モンシロチョウのコスプレの君 返り血浴びて美しい
でもまた今夜見知らぬ僕が 君へのクイズをたずさえる

椅子の背中に縛りつけられて 頭にギブスを着けられる
無邪気な僕が返り血浴びて 何度も君の顎を砕く


オイディプスとスフィンクスの故事に倣い この世はクイズで出来ている
負け続けてる僕等の想いが 距離をこえて行く

何にも知りたくはない  プールの中に花が沈む
何処にも行きたくはない  猿が箸でラザニアを喰う
時間も距離も無い  幽霊のような円環を暮らす
果てないリフレイン 怒りをこめてあきらめろ



2007/1/8 | 投稿者: losthouse

お正月が終わってしまって悲しい。

妖怪で町おこし、なんてことを言い続けて、水木先生におんぶにだっこの鳥取県は境港市が、第一回妖怪人気投票なんてページをつくってしまって、こういうのは大体こんなふうに荒れてしまうから無闇にインターネットなんかでやらんほうが良いのだ。

「美輪明宏」とか「マイケル・ジャクソン」とかのセンスは最低だけど、我慢してじっくり眺めていると、それぞれ丁寧にルビがふってある素朴な雰囲気が無闇に面白くって、なかでも「ホワイトカラーエグゼンプション (ろうどうしゃからのさくしゅ)」ってのがエントリーされてるのを見て不覚にも爆笑。

2007/1/5 | 投稿者: losthouse

はい、あけましておめでとう。

正月で世間がのんびりしている間に、たまっているDVDを観たり未読の本を読んだりして暮らそうと画策していたのに、酒を飲んだりおせちを食べたりギターを弾いたりウルトラファイトを観たりして何だか忙しくて全然読めない。

それでもR・A・ラファティ「子供たちの午後」を読む。

むかーし青心社SFシリーズというマイナーなアンソロジーの一冊として出ていた単行本の再発で、日本オリジナルの編集版。古本屋でも全然見かけないシリーズだったので再発は嬉しい。
デビュー作「氷河来たる」が収録されているのが珍しいけれど、初心者にもとっつきやすい、割とフツーのSFしてる短編が並んでいて、気狂いラファティを期待しているとちょっと肩透かしかも。

国書刊行会からは今年(来年か?)初期長編「第四の館」も初訳出予定だというし、あとはやはり青心社から出ていて既に絶版の「トマス・モアの大冒険」(これも古本屋で全然見ない)、サンリオ文庫「イースターワインに到着」「悪魔は死んだ」(古本屋にあっても買える値段じゃない)の3冊がきちんと再発されれば、こんなにめでたいことは無いのだけれど、そんなにめでたいことはそうそう無いでしょう。

おまけ。ラファティの仕事部屋にあったドアの写真。ドア以外にも壁じゅうこんなコラージュだらけだったようで、死後すべて廃棄されたそうな。勿体無い。




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