2006/8/27 | 投稿者: losthouse

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鯨飲、36時間の連続飲酒で、最終的に頭がおかしくなる。脳がスポンジになる。

でも新マンみたいな飲み方はしない。酔っ払うのが楽しくて仕方が無かったのだ。

2006/8/24 | 投稿者: losthouse

方南町で流行りのやきとん屋は今日も大繁盛、満席で断られ、仕方が無いので近くにあったチェーン居酒屋で安酒、養老ビールいっぽんください、と異常に冷房のきいた店内で震えながら飲む。
広くもないけど狭くもない店内に接客係の女の子がひとりきり、満員の酔客たちに無理な注文をいわれ散々こき使われても嫌な顔ひとつせず、笑顔で応対、店内を急ぎ走り手際良く皿や杯を運ぶその姿はまるで戦場のナイチンゲール、健気で献身的な彼女に僕は全面的に感激、共感、次にマグロのカマ焼きを運んで来たときに結婚を申し込もう、とそわそわして待っていて、来た、「まぐろかまでーす」って彼女が持って来た皿がテーブルの上どんと置かれ、しめさば用の醤油皿の上に丁度乗っかって、醤油皿の中には勿論醤油がはいってるから、その勢いでテーブルの周囲に醤油が飛散、「あーあー」って僕らが困惑していると向かいのテーブルから「すんませーん」って声がして、「はいただいまー」って彼女は僕らの戸惑いを宙吊りにしたまま戦場を駆け抜けて去って行くのだった。
それでもいい、どうでもいい。ホスピタリティ・オン・パレード。

2006/8/20 | 投稿者: losthouse

欲しい。いま売ってたら絶対買う。
いや、やっぱ買わない。高いし。

じゃじゃまるとぴっころのふとん

2006/8/18 | 投稿者: losthouse

4/30「箱根日記」参照、NHK「あの人に会いたい」安部公房の巻。

放送されてからすぐに、YouTubeにアップロードされていたようです。
見逃した方はどうぞ。

EMSのシンセサイザーを前にして、「人生は赤い色をしていて、ちょっと緑がはいってる」って話すとこが好きです。

2006/8/13 | 投稿者: losthouse

安部公房の「赤い繭」って格好良い小説に、現代音楽の諸井誠が曲をつけて、芥川比呂志がナレーションして、高橋悠治がオンド・モルトノを弾いて、そんなエクスペリメンタルな音楽が1960年にNHKラジオで放送されていたのは安部公房マニヤのみなさんなら既にご存知の筈。

んで、その音源が限定500枚でCD化されている、という情報をとある筋から入手して、慌てた僕は三宿の交差点の近くにあるレコード屋までとぼとぼ買いに行く。

とぼとぼ歩いていると突然の雷鳴、集中豪雨。
すっかり楽しくなって、稲妻が展望できる高層ビルの上階で雨宿り、246号線の向こうに見える放電ショーに見蕩れてしばらく時間を忘れる。
紫色の空と、鈍色のアスファルトが燃えて溶ける。自動車も路に迷って泣いている。みんな悲しくて可哀想で泣いている。

豪雨が過ぎて、再びとぼとぼ歩き始めて、夕刻の世田谷公園で寛ぐ。
地面も空も電柱も噴水もプールもおっさんも犬も自転車もすべてがぎらぎら光っていて感激する。
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2006/8/12 | 投稿者: losthouse

少女漫画の登場人物みたいに感傷的なひとが、「生きることは疾しいことだ」と酔った勢いで話していた。

友だちの友だちは、「何もかも絶望的だけど、女達はいつだって優しかった」と遺言を残してこの世を去ったのだという。

2006/8/11 | 投稿者: losthouse

レコード屋でぶらぶらしてたら、棚のうえのほうで何やら見覚えのある銀色の缶がぴかぴかしている。
何ですか?と見やると、パブリック・イメージ・リミテッドの「メタル・ボックス」が新品で売られていた。
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45回転LP3枚組、缶入りのオリジナル仕様で復刻されたのだそーで、僕は33回転LP2枚組、紙スリーブの普及版「セカンド・エディション」しか持ってない。衝動的に買う。

持ってないけど、今までに見たことのあるオリジナルはみんな経年劣化で缶に錆びが浮いていたので、ぴかぴか光ってる新品のメタル缶は意外にちゃちく見える。79年当時、新品で店頭に並んでいたときはあの錆びついた缶もこんなにぴかぴか光ってたんだろうか。

で、アジトに帰って早速6面とも聴き倒す。
よく音楽誌のライターなんかが、メタル・ボックスは45回転で聴いてこそ真価がわかる、33回転じゃあ全然駄目だよ、CDなんて問題外、なんて偉そうに言うことがあるが、確かにベースの音圧と、ハイ・ハットの剃刀みたいな切り裂き感は爆音で聴くと凄まじい。

でも、音質が云々というよりも、やっぱり音楽自体がとにかく素晴らしくて、中学生の頃から何十回聴いたか知れないけれど、いま聴いても全然飽きないし、いろいろと発見もある。
パンクとかニュー・ウェーブとかオルタナティブとかそういう言説がどうでもよくなるくらいに全曲タガが外れていて、そういうタガが外れた音楽というのは、発表当時こそ衝撃的だが何年も経って聴き返してみると結構ふつー、ってなことがままあるけれど、「メタル・ボックス」は今でもじゅうぶん気狂いである。異常である。
そしてこの異常な音楽には、この異常なパッケージこそがふさわしいのであって、そういう意味では「メタル・ボックスの真価」はやはり缶入りオリジナル仕様にあらわれるのかも知れない。

記念リンク:YouTube「デス・ディスコ」

2006/8/7 | 投稿者: losthouse


ザ・レッド・クレイオラ再再々来日公演。ちょっと来過ぎで有り難みが無いような気もするけど、今回はメンバー編成が魅力的。行く。

で、10/20はスパークス再来日公演もあるのだ。


2006/8/6 | 投稿者: losthouse

すっかりSF映画、てゆーか、SF小説の名作を下敷きにした映画の魅力に取り憑かれてしまって、今日もレンタル屋へゴー。ほぼ日参。

今日はSFじゃないけど、カート・ヴォネガット・ジュニア「母なる夜」の映画化、「マザーナイト」ってゆービデオを観る。

アメリカ人にしてナチにしてその実アメリカのスパイである主人公を演じるのはなんとニック・ノルティ。
ニック・ノルティ自体は原作の飄々としたイメージを踏襲していて結構良いのだけれど、やっぱりヴォネガット作品の映画化ってのはキツイな、と思った。

文章で読むとあっけらかんとしていて、ドライな笑える場面も、映像で見せられるとフツーに残酷で、悲劇的な場面になってしまうから難しい。
もっとフットワークの軽いお話のはずなのに、やけに重苦しい映画になってしまっていて、でもお話は原作通りなのだから、演出の問題とゆーか、映画にするってことはこういうふうになってしまうことなのかも、と思った。

その点、ジョージ・ロイ・ヒルの「スローターハウス5」はやっぱり良く出来てんな、と思う。
あれも小説のほうが何百倍も良いけど、ちゃんと笑えるところは笑えるように出来てるから、やっぱり監督のセンスの問題かしら。

ところで、ちょっと前から「猫のゆりかご」映画化って噂もあって、やめてほしいというか、でもみてみたいというか、複雑な心境。

2006/8/5 | 投稿者: losthouse

じゃあこれならどうだよ、ってんで、今日は「デイ・オブ・ザ・トリフィド」っていうDVDを観る。

BBC制作、81年のテレビ・ドラマ。
原作は言わずもがなジョン・ウィンダムの「トリフィドの日」で、これが愚直なまでに原作に忠実に、低予算の特撮を駆使して、人類滅亡を丹念に描く。すごく良かった。

「トリフィドの日」はロメロの「ゾンビ」に影響を与えたのでは、なんてことを言われるけど、このドラマ版でのめくらだらけになったロンドンの街、主人公たちを襲うめくらの群れ、そんな描写を観ていると、むしろ「ゾンビ」に影響を受けているのかな、と思う。

高級マンションを隠れ家にして、盗んだ服で着飾ってみたりして少し楽しそうな場面も原作通りで、「ゾンビ」のショッピング・モールには及ばないけど、「怖いけど憧れちゃう終末」の雰囲気がよく描かれていると思う。

SFドラマ好きは是非。お薦めします。




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