2006/1/31 | 投稿者: losthouse

なんだかやる事が多くてねぇ。
1月は全然書けませんでした。すんません。

↓こんなニュースでごまかす。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/01/30/20060130000028.html

2006/1/28 | 投稿者: losthouse

スパイダーマンを題材にしたイラストを、30分以内に書き上げなさい。

そう上司に命令された僕は、葉書大の藁半紙をデスクの抽き出しから取り出すと、ボールペンを握りすぐに仕事に取りかかった。
最近のハリウッド映画のやつは観ていないけど、子供の頃に東京12チャンネルでやってたスパイダーマンなら大好きでよく観ていた。主題歌の7インチ盤まで買ってもらって、そのスリーヴに印刷された写真を毎日のように模写していたから、未だにスパイダーマンの身体の複雑な網目模様を、資料無しに正確に描くことが出来る。
僕には格好の題材じゃないか。
でも普通にスパイダーマンを描いても面白くないし、会社が僕に求めているのはそんな仕事ではないだろう、僕はまず「ガロ」ふうの、もっと正確に言えばつげ義春「ヨシボーの犯罪」ふうにデッサンが狂った全裸でスキンヘッドの男を、画面左半分に丁寧に描いた。内股で正面を向き、腹の前で腕を組み合わせている様はちょっと「ねじ式」みたいでもある。
背景にはお定まりのビル街を書き込み、闇夜の雰囲気が出るように青のボールペンで網をかける。
ここまでで15分。もうあまり時間が無い。
再び黒のボールペンに持ちかえて、そのつげスタイルの人物のうえに、記憶を辿り正確にスパイダーマンの網目模様を書き込んで行く。
比較的シンプルな下半身を即座に終え、肩のラインと胸、腕の処理で少し複雑になる上半身への書き込みを終えると、いよいよ顔面である。
言ってみれば顔面の模様は中央、鼻の上辺りから放射状に伸びる蜘蛛の巣模様であるが、実際に描いてみるとそう単純でないことが解る筈だ。オリジナルのスパイダーマンはヒーローとして格好良くみえるように、放射線の広がりが巧妙なバランスでデザインされている。

ちょっと崩してやろうと思った。そのほうが面白いと思ったのだ。
網目の放射角を実際より少しばかり広めにとり、蜘蛛の巣というよりは格子模様のように見える感じにデザインした。
時間をかけて、一本ずつ男の顔に黒い線が引かれていく。
何本も線を引くうちに、目の周り、境界線が少し乱れてしまったので、アイラインを引いて誤摩化した。唇にも赤いボールペンでほんのりと朱を差して、格子模様に埋もれないようにしてやる。

そして色付けをしているうちに30分が経ち、僕のスパイダーマンが出来上がった。
失敗だった。僕のスパイダーマンの身体は、乳首と陰毛が見える以外はオリジナルと寸分違わぬ出来映えだったが、僕なりの趣向を凝らした顔面は、最早スパイダーマンとは呼べぬほどにオリジナルからかけ離れていて、どうかけ離れていたのかというと、網目ではなく格子模様にラインが引かれた顔の印象を例えるなら、蛇の頭、ガメラの腹、鰐の背中、浴室のタイル、そのタイルの目地、とにかく僕が生理的に気持ち悪いと思う事象が完璧に再現されているだけでは無く、それら全ての抽象、あるいは象徴、気持ち悪さの絶頂であった。
自分の絵をみて気分が悪くなった僕は生まれて初めてオフィスで吐いて、同僚や上司の顰蹙を買った。

それからの僕がすっかり格子模様の虜になり、月に一回ほど商売女を買っては風呂場に沈めた挙句、死体の全身、もちろん顔面にも錐とナイフで格子模様を刻み込み、目の周りや口元に丁寧に化粧を施し、血が滲む赤いラインに彩られた死体を眺めては何度も嘔吐を繰返しつつ同時に欲情してその遊びがやめられなくなってしまった事や、自らの身体にも格子模様の刺青を施し、顔にも彫ってくれと頼むがどこの彫師も断りやがるので、遂に自室に閉じこもり血にまみれながらも自分で自分の顔に素晴らしい格子模様の装飾を施したに至る経緯に関しては、話したくもないしあんたも聞きたくはないだろうからこれでやめる。

2006/1/21 | 投稿者: losthouse

今日こそはまともなレコードを買って帰ろうと思っていたのに、結局ジョン・ライドンのベスト盤なんかを買ってしまう。
もうあたらしい音楽には興味が無いらしい。

でも改めてパブリック・イメージ・リミテッドの名曲群を爆音で聴いていたら、ヤッパカッコイーナー、って素直に感動した。最初の三枚は言わずもがなだが、四枚目の曲も相当良い。
あとは「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」のダンス・ミックスってゆーのが割と良く出来てて笑えた。

2006/1/20 | 投稿者: losthouse

缶コーヒーは百円だけどカップにはいって出て来るやつなら七十円だし、砂糖もミルクも要らないんだったらそっちのほうが味が良いことだし、みんなカップのコーヒーを買うために集まって来てる。
だから自動販売機の前はいつも行列で、スーツは着てるけど髭は剃っていないような連中が順番を待っている。
だから僕もその行列に加わり順番を待っていたら、スーツは着てるけど髭は剃っていないような連中は妙な目配せをしたりして僕をいじめようと結託したらしく、コーヒーを買うのをやめて僕を羽交い締めにした挙句、スーツの左胸に止められていたネームプレートを外し、裏側の安全ピンで僕の脇の下や膝の裏や股間や耳の裏を突ついて辱めて喜んでる。
痛いし恥ずかしいし悲しいので、泣きながら「やめてください」と叫んでいたら、スーツは着てるけど髭は剃っていないような連中はますます喜んで針を突く手を休めない。
だからとんちをきかせて「もう肉は喰いません」と叫んだら、拷問は終わった。
子供のころ「一休さん」を観といてよかった。

もう五十歳になろうというのに安っぽいちゃらちゃらした服を着て若作りしたせいで更にみにくくなってしまっている女が居て、顔のシミとりで失敗したからダルメシアンみたいに斑点が浮いていて本当にみにくくて、みにくいだけじゃなくて頭も悪くて、僕はそんな女と話をしたくもないのだが友人は寛容なので色々と話を聴いて笑ったり相槌を打ったりしていて、話題はその女が昨晩デートした相手の男のことで、十も年下らしいのだけどクラブに踊りに行ったらその男の加齢臭がひどいので適当にあしらって逃げて来た、って話なのだが、聴いているうちにその相手の男は僕らの共通の友人だということが解り僕は大いに笑ったのだったが、だからとんちをきかせて「ボクシングでいうとコンニャク戦法ですね」と言ったら、その女の話は終わった。

いやな世の中だった。

2006/1/14 | 投稿者: losthouse


http://ameblo.jp/kougen/entry-10007917580.html

↑久しぶりにモニターの前で爆笑しました。おなかがよじれるとはこの事です。是非みてください。そしてインターネットの本質を見極めてください。

2006/1/9 | 投稿者: losthouse

お正月、っていっても何だかんだでやらなきゃいけないことが多くてちっとものんびり出来なかったので、俺は今日から正月を取り戻す、自堕落に行ってやる、手始めはやっぱレンタルビデオだろ、つって、スピルバーグの「宇宙戦争」を観る。

既に観た周りのひとの感想や、ネット上での評判もすこぶる悪く、さぞかし面白いに違いないと期待していたんだけど、期待通り、つーか期待以上、想像以上の素晴らしさだった。

去年の年末にテレビで「ゴジラファイナルウォーズ」ってゆー映画をやっていて、それがジャニーズのひととショー・コスギの息子がカンフーごっこをしているだけの激しくくっだらない映画で、もはや怪獣映画ってのは21世紀にはナシか、「ネガドン」もぜんぜん駄目だしなぁ、と寂しい気持ちになっていたのだが、スピルバーグ「宇宙戦争」は紛う事なき正統派怪獣映画で、ただひたすら逃げ惑う人々を巨大な物体が虐殺、殺戮、侵略、息を継ぐ暇も無く虐殺、延々虐殺、ただただ虐殺、ほんと悪夢のような、あと1時間長かったら気絶していたんじゃないかと思う程に緊張と恐怖を強いる凶悪な怪獣映画だった。

たぶん54年に「ゴジラ」を初めて観た観客も、こんな恐怖を劇場で体験したんじゃなかろーか。でも「ゴジラ」は発足間もない自衛隊とか科学者の先生たちとかが奮闘して、ゴジラ殲滅に成功するわけだけど、「宇宙戦争」にでてくるトライポッドにはアメリカ軍隊も無力、つーか軍人も科学者もこの映画には出てこない。人類はただひたすら殺されて血ぃ吸われてなす術も無くて、なす術が無いわけだから、人類の叡智を結集した最終兵器を使うヒーローが、みたいな映画的なクライマックスも一切無し、原作通りのなしくずしなラストに至って映画エンターテインメント的カタルシスは皆無で、そこが悪評の原因なのだろうけど、わかってないね、これこそがスピルバーグの天才なのである。

シナリオは53年版の映画ともウェルズの原作ともほぼ無関係なのだけど、ラストを含めてきちんとおさえるところはおさえていて、随所にきらめく古典SF感が素敵で好感が持てた。スピルバーグには是非この調子で「トリフィドの日」も再映画化して頂きたい。

しかし不思議なことに、あんなに怖かったのにもう一回観たい、あのどうしようもない恐怖と緊張を再確認したい、と思わせるに充分で、とりあえずDVD購入決定。

2006/1/4 | 投稿者: losthouse

これが噂のi Meatですか。

やっぱりアメリカ人のセンスは下品で最高ですね。

や、あけましておめでとうございました。





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