<靴の選び方、と当店での薦め方>
昨日、「ishidoさんでは、どのような靴が「良い靴」
なんですか?」と質問を頂きました。
私は、とっさの事で答えられませんでした。
本日は、その答えを書きます。
最初に量販店でよくある対応はこんな感じではないでしょうか。
あなたがスポーツ店やクツ屋さんへ行ってクツを買う時、お店の人とどのような会話を交わしてクツを選びますか?
例えば・・・
あなた : すいません、このクツ欲しいのですが。
店員 : 足のサイズはいくらですか?
あなた : 今履いているクツが25.0なので、それぐらいだと
思います。
店員 : じゃあ、これを履いてみてください。(25.0のク
ツを渡す)
あなた : (クツを履いてみて)・・・ちょっと横がキツイです。
店員 : じゃあ1サイズ大きいのはどうでしょう。(25.5の
クツを渡す)
あなた : (クツを履いてみて)・・・さっきより楽です。これを
ください。
店員 : 毎度、ありがとうございます。
こんな感じでクツを選ぶ方が多いのではないかと思います。
ishidoでは、次のことを最低限確認の上
お客様に販売しています。
〜靴選びのチェックポイント〜
<1>
通説の「捨て寸10mm〜15mm位のゆとり」は、甲のしっかり 押さえられる紐靴に限りOK。紐でなく履き口だけで足を押さえる タイプは、必ず踵をしっかりと密着させた上で、足が前に滑らない ことを確認。特にパンプスは要注意!
<2>
足を踵にしっかり密着させてから、ひも靴の場合はしっかり紐を締める。 パンプスやスリップオンの場合は、甲皮や、履き口がきつくなく足が 前に滑らないか確認する。
<3>
指の付け根部分、つまり幅が一番広い部分(ボール・ジョイントといいます) が靴に合っているか手で触り確認する。太さの具合だけでなく、足と靴の ボ−ル・ジョイントの位置がずれていないことも大切。また、土踏まずの アーチが合っているかも確認。
<4>
立ち上がり、片足に体重をかけたり、店内を歩きフィット感やソ−ルの 曲がり具合を確かめる。同時にくるぶしや爪先、踵が当たらないかなどを 調べる。この時、履き口は甲の部分を軽く押さえる程度に密着するものが 良い。
以上に、当てはまり、お客様の好みに合えば
それが「良い靴」だと思います。