桜の季節がやってきました。
今日は、お花見や、行楽に言った先で雨に出会ってしまいそうなとき、雨が降っているとき、そんな場合の靴選びをご紹介します。
雨の日に革靴を履くのは、どうしてもためらってしまいますよね。やはりそれは革から水が染みてきて、気持ちが悪いし、靴自体がいたんでしまう!からでしょうか?
ウォータープルーフのスプレーなどを塗布しますと、水の浸入を軽減できますが、靴の中に水が浸入してくるのは革から染込んでくるだけではないのです。
革を縫い付けた部分から、歩行時のピストン効果で靴内部が減圧されることで、小さな穴からも浸入してきます。また、甲部分の低い、パンプス・ビジネスシューズでは、跳ね上げた水しぶきが靴の履き口から入ることもあります。
〜どういった靴がいいのか?〜
(1)撥水加工をした革で作られている。
(2)製法がセメント製法
(甲革と表底を接着剤で張り合わせたもの)
(3)甲部分に縫い合わせの無いデザイン
これで水の浸入経路をある程度軽減できます。
雨の日はどうしても滑りやすい歩行条件となりますので、特に滑りやすいタイル、マンホール等の路面の歩行には充分注意をして下さい。また、革底の靴は特に滑りやすくなりますので、ご注意ください。
また、靴をできるだけ長くご利用いただくためには、濡れたまま放置せずに、水分を取り除き、風通しの良い場所で陰干ししてから、クリーム等で磨きましょう。
さらに、革底の靴には底に少量のミンクオイルでお手入れすれば、靴が生き生きとしてきます!

以上です。雨の日にも、きちんと対策をたてて靴を履きましょう