今日は四国の雨神様を囲って催し物・・・ではなくてJAF四国モータースポーツ表彰式があり、一応、お声がけはいただいておりましたが、タイミングが悪く先月のうちに辞退していました。
結果的に休みになったので、その休みを使い、「やる気スイッチ」をONにして、昨日の左フロントハブベアリングの打ち替えに続き、以前からやろうと思っていたフロントキャリパーのO/Hを行いました。
まず、キャリパー、ブラケット、ピストンを灯油風呂に漬け、その中で汚れを落としました。
ピストンとキャリパー内部状態はよく、軽くボンスターやペーパーを当てるだけでキレイになりました。
その後、真鍮ブラシで更に汚れを落とし、パーツクリーナーで洗浄し、マスキングをしてシルバーの耐熱塗装をしました。
キャリパーがキレイになったので、ブレーキローターの外周部分の錆を落とし、ここも耐熱シルバーを刷毛で塗布しました。
以前ブレーキローターの耐熱塗装をしたときはマスキングをして行いましたが、刷毛塗りならマスキングも不要なので、楽にイケました♪
一番重要なピストンやキャリパーの内壁は錆や錆による巣穴もなく、十分再使用可能だったのですが、ピストンの内壁の錆は落ちないですね・・・。
時間をかけてもっと研磨すればイケると思いますが、どうせ錆が再発するので、適当なところ止めておきました。
ちなみに、交換部品は、シール、ダストブーツ、スライドピンブーツ、パッドフィッティングなのですが、ココで「あるモノ」がないことに気がつかず、最後に気づくというオチ。
塗装してしっかり乾燥させた後、ピストンを挿入。
ダストブーツがヌルヌルして「あ〜また外れた!」とイライラしながら20分くらい格闘し、ようやくセット完了。
そして、ブレーキローター、キャリパーブラケット、ブレーキパッド、キャリパーの順に装着して、最後にブレーキホースをつなげようと思ったら・・・
ない!
あれ?なんでない!?
そう、ブレーキホースとキャリパーの接合する際に使うパッキンがO/Hキットには付属されていなかったのです。
某工場長に確認すると、最近はパッキンが付属されておらず、ブレーキホースの根元(ボディ側)から外しているそうです。
代用できそうなM10のアルミパッキンをストックしていましたが、標準のパッキンの厚みが1.4〜1.5mmなのに対し、ストックしていたパッキンは1.0mmと標準よりも薄かったので、どうも気に入らず作業中断しました。
純正はアルミパッキンが装着されていましたが、私の中では、ココは銅パッキンがスタンダードのようなイメージがあるのですが、車種によっていろいろあるようです。
とにかくブレーキホース装着&エア抜きは後日あらためて。

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