今日は、これまでヘビメタやパンクを紹介してきましたが、それらとは全く異質のグランジというジャンルの代表格であるNIRVANAを紹介します。
NIRVANAは、1989年にアルバム「ブリーチ」でデビューしましたが、ブレイクしたのは、1991年に発売された2ndアルバム「NEVERMAIND」。
2ndアルバム「NEVERMAIND」は、子どもが水中で釣り針のついたお札を狙っているNIRVANA通なら誰もが知っている特徴的なジャケット。
NIRVANAは、ヴォーカルとギターのカート・コバーンを中心とした3人組で、NIRVANAの世界観は、一言でいえば「静と動の対比」。
静かな歌い出しの曲だと思ったら、突然、激しいコーラスとヘビーなギターサウンドが襲ってきます。
そのダイナミックな対比のサウンドにハマると、もうNIRVANA中毒に陥ります。
NIRVANAのサウンドが唯一無二なのは言うまでもないのですが、やっぱり未だにNIRVANAが伝説的バンドになっているのは、カート・コバーンの存在だと思います。
2ndアルバム「NEVERMIND」が驚異的な大ヒットとなり、順風満帆かと思いきや、バンドの鍵を握るカート・コバーンがヘロイン中毒に陥り、活動が機能しない状況になります。
ドラッグと自殺未遂を繰り返し、最後は銃口を自らに向け、1994年4月5日に自殺。
27歳という若さでした。
ヤヴァすぎる生き方は、ヤヴァすぎる音楽にも現れていると思います。
ということで、KAZUYA的にNIRVANAの中で一度は聴いて欲しいテッパンの曲が、代表曲「Smells Like Teen Spirit」を始めとして、「In Bloom」、「Breed」「On A Plain」の4曲。
全て「NEVERMIND」に納められた曲なので、NIRVANAの世界を知るのであれば、このアルバムは絶対に買って損はないと思います。
〜おまけネタ〜
バンドをやっている人は、必ず誰かの影響を受けています。
音楽性、ギターのサウンド、奏法、メロディ・・・様々ありますが、ここまで酷似させているのも珍しいという例を紹介します。
80年代一時代を築いた「HANOI ROCKS」のジャケット。
同じく1989年に日本でメジャーデビューしたG.D.FLICKERS。
バンドメンバーの衣装や立ち位置だけでなく、背景の色、バンド名とアルバムタイトルの文字色、ココまで酷似しているジャケットも珍しいと思います(笑)

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