ティモンディ高岸さんの持ちネタにしている「やればできる!」。
アレって、誰も傷つけていないし、自虐ネタでも何でもないのに、成立している。
初めてティモンディの2人を雨トークで見たときは、高岸さんについては他の芸人より話すペースがゆっくりだし、よくわからん芸人が出てきたなと思いましたが、今では野球で頑張ってきた(野球を中心にしたYouTubeチャンネルでも頑張っています)のを知っているし、何より単なる一生懸命なだけで毒がないので、好感の持てる芸人だと思います。
さて本題。
どこかでもらったまま埃を被っていた(笑)DVD「哀川翔ラリージャパンへの挑戦」が出てきたので、ちょっと観てみました。
今までオートマ車しか乗ってこなかったのに、映画をきっかけにしてラリーに興味を持った哀川さんがラリーに挑戦することに。
キッチリ仕上げられたクルマが用意され、メカニックやスタッフ、移動に係る積車など環境は万全な体制なので、そこを「芸能人だからできることだろ?」と観てしまうと面白さはゼロになるので、あえて触れないようにして観ました。
B級ライセンス取得から、Aライ取得。
その後、初めてダート場での実車練習。
練習後、ダートラの地方選手権への参戦。
最後は北海道へ渡り、WRCラリージャパン参戦。
どの選手権も入賞とはならず、「完走」としかありませんでしたが、問題はソコじゃない。
若ぶっていても60歳手前のおじさんが、普段、オートマしか乗っていないのにマニュアル車に挑戦し、ライセンスを取得し、更にモータースポーツに挑戦。
そして芸能人だからと忖度なんてない選手権へ参戦までしたというのが素晴らしい。
モータースポーツをやろうと思うと、最低限、お金は必要ですが、お金はあっても気持ちもないとできない。
「やればできる」
良い言葉だと思います。

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