昭和の日と呼ばれる4月29日。
まもなく四月も終わろうとしているのに、新型コロナウイルスの終息が見えません。
厚生労働省が発表した状況によると、4月29日正午現在、国内感染者は13,852人、死亡者は389人。
国外でいえば、発信源の中国の感染者は82,858人、死亡者は4,633人。
世界で最も感染者数が多いアメリカは1,011,600人、死亡者は58,343人。
アメリカの次は、ヨーロッパで感染者が多いです。
スペインの感染者は232,128人、死亡者23,822人。
イタリアの感染者は201,505人、死亡者27,359人。
ドイツの感染者は159,735人、死亡者6,280人
フランスの感染者は129,859人、死亡者23,660人。
世界の感染者の合計は3,069,981人、死亡者は216,000人です。
今、この瞬間にも感染者数は増え続け、死亡者も同じ状況にあると思います。
4月25日、私のブログで、パチンコ店への休業要請について書き、強制力がないことを指摘しましたが、4月29日の某新聞には、休業要請に従わない店舗への罰則を検討するというようなことが書いてありました。
私はそれが当然だと思います。
特措法により私権を奪うことに対して慎重に対応していく必要があるという考えがある一方で、いつまでも中途半端な措置により感染者が増え続けていくことの重大さを天秤にかけたとき、どちらを今、重視しないといけないかは明白だと思います。
感染者が増え続け、コロナウイルスが終息しないために経済活動が停止し、更に教育活動も停止している状況は、本当に異常事態です。
学校から毎日のように、体調に関すること、生活リズムは守れているか、課題はしっかりできているか、というようなアンケートがメールで届きますが、これだけ長い春休み状態が続けば、しっかり生活リズムを守って、自分で課題を見つけて学習して・・・というのは厳しいです。
ルールを守らない大人がいて社会問題になっているのに、子どもに対して、これだけ長い間、自宅にいたとしたら、規則正しい生活をしろという方が難しいです。
教育力の低下は国力の低下にもつながります。
経済の落ち込みは目を覆いたくなるほど酷いものですが、教育も含めた国力の回復は、相当厳しいものがあると思います。
厚生労働省HP
↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11104.html

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