2日前、ストリームのエンジンオイル交換をしました。
嫁さんが「点検に出すついでに油脂類全部交換してもらう」というので、せめてエンジンオイルくらいは事前にやっておいてやろうと。
サービスで交換日と交換サイクルを示すステッカーを常に視界に入るドア内側に貼ってやりました(笑)
嫁さんの足車がKeiワークスだった頃は、「マニュアル車!」という私の希望で半ばイヤイヤ乗っていたため、メンテナンスは基本私がやっていましたが、「AT車に乗り替えたい」ということからストリームとなって以来、「メンテナンスは私(嫁さん)が定期的にディーラーに出す」ということだったのですが・・・。
現実は、これまで「車屋さんにメンテナンスのために行く」という習慣がなかったため、当初の宣言通りにはならず、私から「そろそろ◎◎点検した方がいいで」と言われては「今、時間がないからムリ!」とか、どうのこうの言う状態( ̄∇ ̄;)
まして、変なトラブルが起きる前に事前整備をしていたり、定期的に消耗品を交換していたりするため、突然クルマのトラブルに遭うということがなかったので、車検以外でわざわざクルマ屋さんへ行くという感覚がないようです。
普通の人は、きっとそんなもんなんでしょうね。
職場でもよく「オイル交換はどれくらいのサイクルでやっている」と尋ねられるのですが、通勤車のスーパーカーで3,000kmを目安にしているので、「使用状況が同じ(酷使する状況がないこと)であれば3,000kmくらいですね」と答えると、それを参考にする人もいれば、結局、車検のときにしか替えないという人もいます。
あと、オイル交換だけしていればクルマは壊れないと思っている人や、酷い人によっては、ナニも整備せず部品交換もせずに「車検の◎◎◎」みたいなアレで、点検だけしかしていないのに、「車検に出したのに壊れるなんておかしい!」という人も多いのも事実。
「車検=完璧な状態に整備ではない」ですからね。
読んで字のごとく、クルマの検査によって、法定上問題がない状態にすることではありますが、本来はクルマの検査をした結果、不具合箇所の修理を行ったり、近い将来に不具合が起こりうるであろう箇所を予防整備しておいたりすることだと思います。
車検見積を見て「金額が高いから、やらなくていい整備ない?」というのは間違い。
今回の車検でやらないなら、後日、改めて、追補整備を行うのであれば問題ありませんが、そういうことを言う人に限って、追補整備はしませんね。
タイヤの溝がないのに「コレでなんとか車検通して!」とゴリ押しし、1か月後の雨の日にスリップしてガードレールとお友達になった人を知っていますが、例に漏れずその人も「その手のタイプ」の人でした。
整備士が予防整備で、「そろそろ◎◎が危ないので、交換された方がいいですよ。」と勧めても、「変えなくてもいい部品を交換しろ!ってめんどくさいことを言ってくる。」と誤解している人もいるのも事実。
「整備士や整備の知識がある営業マンの言葉が信じられないなら、そんなお店に車検や修理に出すな!」
・・・そう思います。
技術の進歩で、あんなことやこんなこともクルマが自動でやってくれる時代に突入しましたが、点検や整備ということに関しては、フリーというわけにはいきません。
クルマが定期的にかつ強制的に整備工場へ向かうシステムがあればいいのですが、そこはユーザー判断。
車検に対する考え方で、ときどき信じられないことを平気で言う人と出会ったとき、「とりあえず、オマエは近くを走るな!」って思います。

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