スキマ用に仕立てた、3エレトライバンダと10メガGPのコンバインですが、どうも良くない。どちらもSWRはさほど悪くなってないのに、混合した瞬間に14メガが捕捉できなくなる。
これは個々のアンテナは見かけ上はOKだが、離れたふたつのアンテナを繋ぐとナゾの亜空間、字義通りのコモン場を形成してヘンなアレイになってしまっているのではないか?
、との推理から、スキマ構成を全面的にやり直すことにしました。
問題的なのはこれから盛んになる10メガですが、今あるGPは地面から生えており低すぎ、単体でSDRに繋いでもぜんぜん捕捉できない。しかもグラスファイバポールは裂けたのを継いでる、腐りかけてる。
、ということで、新たに高いGPを立てることにしました。ほんとうは14メガHB9CVを下ろしてミニマルチのWARC RDP上げるのがベストなんですが、もうめんどくせえ。高いとこに登るのはもう止めた。
EDCから10m長のグラスファイバ竿を取り寄せまして、10メガと18メガのワイヤーエレメントをひっつけます。
本来は、両者は横木でダイヤモンドに組むかスペーサで離ねばならないはずですが、雪でかならずやられるので、あまり深く考えないことにしまして竿の対向にひっつけました。
ベランダにナナメに突き刺したできあがり図。
給電点高さは約8m、南西方面に位置するブーベ別格官幣社を拝みながらのスルドいビームの出た、見事なバーチカルV型スローピングダイポールです!、
ですが18メガの同調点がありません!! 何やってもSWR=5くらい、、。やはり近すぎた10メガと一体化したかと。まあいいや。
だが10メガはナイスSWR=1.2でバッチです。人並みに捕捉は良くなりまして目的は達成です。
160mバンドも、どうせNHK中波で取れないので、ぜんぜん同調してないけど、この10メガGPを併願申し込みで良いことにしました。
これでスキマ構成は、ジャイアンツV9的、QS1Rをファースト王貞治とし、セカンド土井、サード長嶋的にRed Pitayaをふたつ引いて、WARCバンドのRTTYも取れる無敵の布陣になりました。
JF2IWL-#
CW=1.8、1.9、3.5、7、10、14、18、21、24、28、50メガ
RTTY=3.5、7、10、14、18、21、24、28、50メガ
JS1JRZ-#は、スキマやらせるといまいち出来が良くない子ですがAFEDRI SDRを1.9メガに割り当てての、優等生なS9-C SDRとの凸凹コンビでCWスキマのみ、RTTYスキマはSDR不在のためお休みです。
CW=1.8、1.9、3.5、7、10、14、18、21、28、50メガ
QS1RとRed Pitayaの合わせ技により、50メガを192kHz帯域x2=50.000MHz〜50.382MHzまで手広くカバーできたのが自慢です。これからは海外ビーコンも入ってきますし。でもこの山奥からでは来たるべきオールJAでも何も取れないでしょう。
あとはRed Pitayaを息子の学割でもう1台買って、JS1JRZ-#のRTTY、6バンドスキマに割り当てたら完璧です。
けだし、こんなセコイよなことをモゾモゾやってるよりも、ガシャーンとラック一発!
K3LRステーションみたいに豪華ペルセウスをアンテナ独立/バンド独立、ズラー6台並べてスキマしたいものですな!
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