、、、
やめてしまえ!!!
と、つくづく思うわけです。
まずわたしはALL JAとエクアドル非常通信の衝突に関して、JARLコンテスト委員やJARLの人達もメンバーである、とあるMLで、「今回は7060のコンテスト使用はいけないのではないか?今回だけ7080からとか?」と、ML内での衆人環視のもとで発言したのが4月19日。
だがJARL関係者からはなにも反応はなかった。まあ私の発言というのは私にまったく人徳が無いゆえに穏やかな口調でお願いというのはない、つねに「この馬鹿野郎」的であるのもいかんのですが、しかし黙ってないで「お前こそ馬鹿野郎だ!」とか何か言えよな。
そして、業を煮やしたわたしがJARL国際課、そしてIARU本部オフィサーにメールしたのが4月21日、JARL国際課からは次の日すぐさま、「時間もないこととて充分な周知はできないですが、コンテスト委員に回します」、
という返事を頂戴しました。
で、4月22(か、23日?)付けのJARLコンテストページをみたら、国際課からの連絡を受けてか以下の記述が、太字でもなく、さりげない付けたしのように付けたされていました。
「南米エクアドルで発生した地震により7,060kHzを災害連絡用に使用しているとのことですので、混信を与えないように併せてご注意ください。」
これ、文中、「とのことですので」、というのはなんでしょうか?この他人事のようなあからさまに嫌々な伝聞的付け足しな物言い。ふつうは「いますので」の現在形でしょう。この一文を読むと、嫌々、いかにも今気が付いたふうにしか思えない。
そして今日見てみたら、
■コンテスト委員会からのお知らせ■
平成28年(2016年)4月25日
https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/Contest.htm
オールJAが終わって、これで事が済んだとでも思ったのか?上記エクアドル非常通信部分が速攻で消されています。いやぜんぜん済んでないだろ?エクアドルの非常通信。
このページは、ALL JAのページではない。毎週毎週行われる国内ロカコンが、そのルール説明において、「JARLコンテストに準拠する」と、非常に多く参照される総合ルールページです。
オールJAも済んだからサッサと消すか!、というページでは無いはず。だがむしろ一刻も早く消したいふうに見えるのはなぜでしょう。
ここにもまたJARLコンテスト委員のアホンダラゲぶりが遺憾なく発揮されていますが、では今回のオールJA、エクアドル非常通信を邪魔した可能性として、いったいJA参加局は海外にはどのくらいの強さで飛んでいたのか? と見てみます。
これはこちら夜20時あたりの、アメリカはカリフォルニア・サンノゼ在住、N6TV局CWスキマーが捕捉した状況ですが、JAが軒並みズラーならんでいます。捕捉SNR(強さ)は20dB越えはあたりまえ、これは向こうではS9レベルの強さ。
またQRP参加と思われる局ですら6〜7dBという捕捉強度(これは了解度3〜4で取れるレベル)もの強さでバンバン飛んでいました。
つまりこの表は国内だけコンテストが世界中に大迷惑を掛けていることを示しています。エクアドルにも充分強く届いていたでしょう。
N6TVスキマはJA局だけ選んで捕捉しているわけでは無い。だがこの表にはJA局だけしか載っていません。
これすなわち3.5メガから14メガまで、バンドがJA国内だけコンテストに埋め尽くされ、せっかくの日曜なのに、あちらWではバンドがJAだらけで出られない、ということを示しています。そしてそれはエクアドルでも同じ状況だったろう。
JARL主催の国内だけコンテストは4回ありますが、VUの6ダンは省くとしても年に3回、大々的にHFを占拠する国内だけコンテスト、しかもALL JAやACAGでは24時間もの長時間、世界を占有コンテストを開催していることになります。これはきわめて良くない状況なのでは?
と、ここでJARL側から反論したいとすればフィールドデー。昨年から全員50W制限になりましたと言いたいだろう。しかしこれは熱射病などで固定局運用の促進に係る移動局との不公平を無くすためであって海外に配慮したルール変更では無い、、
いっぽうARRLのFDは移動であっても、カテゴリによって一部パワー制限ありますが、パワーの制限は無い。なぜならパワー出すほど得点低くなるから。そしていちばん違うのは、
DXからでも参加できる。
ということですね。私もここ数年参加していますが。
で、ARRLとはアメリカラジオ中継連盟の名の通り、非常通信をきわめて重んじています。なにせ国土がダダ広いド田舎なんでデンパ通信が大事な通信手段ですから。
ARRLのFDの目的が、
to learn to operate in abnormal situations in less than optimal conditions. 最善ではない、アブノーマルな状況でのオペを学ぶ、とあるのはそのためです。
いっぽう、こちらJARLのFDの目的はというと、
「野外へ移動して運用するアマチュア局との交信をはかるため」
なんていうアマイよなたのしいBBQ感覚とはぜんぜんちがうわけです。非常通信の重みが違う。
しかしこれだけ世界に迷惑を掛けている「国内だけ」内輪コンテスト、毎週毎週行われているロカコンも同じく。
これらが国外からの参加をも受け入れるならまだしも、最大1kWパワーで国内だけでこれからもやっていこうとしているのなら、、
、、、
迷惑だからやめろ!!
と、ふたたびでかい赤文字でぜひ書きたいです私は。
さて、ARRLのFaceBookページではSP RTTYが開催されるのを受けて、
このような、いかにも緊急的なCautionマークを作り、そしてSP RTTYが終わったからといって消すようなことはしていません。
また私も利用している
HRDLOG.net
でもイタリアのタダの一個人が運営しているにもかかわらず、
このようにトップページの連絡欄にはエクアドル非常通信を掲載し続けています。
世界各地でこのような活動が行われているなか、日本アマチュア無線連盟では?
JARL会員さんは、まだそんなに元会長の女優ハムとの交信動画がお好きですか?
JARL国際課担当のかたが、わたしのメールにすぐさま対応してくれたように、私はJARLの「職員」のかたから、過去、イヤな思いをしたことはいっぺんもありません。JARL会員でもないのに皆親切でした。ホムペにしても、どうもJARL職員の無知は責められない感じ。
ということは、これら一連の犯人は職員さん以外の誰か。それは確実にコンテスト委員会を含みますが、誰がどういう構造をしているのでしょう?あの組織は。
とりあえずそれらバカタレらにおかれましては、
道に落ちてる豆腐につまづいてころんで豆腐の角にアタマぶつけてしまえ!!
と、つよくおもいました。
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