あるMLで、QS1Rの作者、N8VB、Philが、「新しいQS1R出まっせー!、、こんどのはいろいろ見直して安いでっせー!!」、というポストのそのすぐ後、
ある局が、これはELADのIU3ADL局からのメルマの転送なのでしょうか。
「いやいやEladのS2もスキマサーブに対応してるんでっせ!、いまならサマーセールでお買い得ですよ奥さん!!」
と、激しいやりとりがありました。ではELADのサマーセール?
、
と、
http://shop.elad-usa.com/
おー! S2がお買い得な499ドルではないですか!
一瞬ポチりそうになりましたが、おちついて、ここでしばし考えてみる、と。
私の持ってるSDRはこれだけです。
魔改造したQS1Rに、イズラエリャ製のAFEDRI(シングルバンドの)が2個。あとFM放送とワンセグ見るための、700円の安もんドングルRTLがふたつ。
QS1RはもっぱらSkimmer運用用として、またAFEDRIはきわめて優れた、かつ、安いSDRで、私はこれまでAFEDRIを使ってのトランシーブにさんざ入れ込んできました。が、、
やっぱPC通した遅延のあるよなレシーバではダメですよねえ。
というのが最近得た結論です。サブの耳(目)としてのCW Skimmer&HDSDRでコンテストやるには最強なんですけど。TS-590とのトランシーブ、かなりいいセンまで行ったんですけどやはりレイテンシがなあ、というところで。
じゃあELADならDUO、アパッチならANAN、SSB-ElectronicならZEUS、あるいはヘルメス、とPC介さないSDRトランシーバならいいでしょう?、というとまだ高い。パワーが足らない。
そこで俄然期待されるのがこれだ!!
IC-9300。
いやこれはIC-9100ですが。
ペルセウスなどの黎明期から、技術はドンドン進化し、コストはどんどん安く、SDRPlayなど、そこそこに性能の良い、有象無象のSDRがコモディティで花盛りです。そしてIcomはついにIC-7300を出してきました。
海外SDTRXがなんの素っ気も無いシャシの箱なのに対し、100WにアンテナチューナとVFOノブとハイレゾバンスコ、そのほか各種機能付けて15万程度とか、とんでもないド安値ですよ旦那!
未来から過去を振り返れば、これがSDRトランシーバ戦国時代の始まりだったでしょう。JAから大物が出てきて価格破壊、弱小メーカーはビビリまくりです。
これはじつは去年の2月のアイコムフェアで、社員のひとに「SDRトランシーバは出さないのですか?」という問いに対して、「なんですのん?それ?」と言われたのは、井上会長含む大阪名物のボケであって、IC-7851の開発と同時に、ひそかに開発が進められていたのだ!
で、いまはIC-7300、ヒッソリと黙ってしまいましたが、そこはそれ逢坂商法、まだ各国で絶賛予約しているところをみると、クリスマスに突如、ドーン!!とその全貌が明らかになるんでしょう。
で、IC-7300は外にI/Qも出てないよな初心者向けですが、アイコムでは第二弾がすでに出来上がっています。
それがIC-9300なんですけど、アイコム様としては、IC-7600の後継として、次世代中堅機、、HF〜50メガまでのIC-7650にするか、どうするか、かなり迷ったと思います。ですが、売れないIC-7410と、もはや古いIC-7600と統合して、かつVUまで入れたオールインワンの1機種のみにまとめてしまうんではないかと。
こちらのような田舎では、430は要らないけれど144メガまであったIC-7400はたいへん便利でしたし、、HF〜144メガまで、という一見中途半端なリグは世界各地でも需要があると思います。中身はスッカラカンなんで430と1.2ギガはオプションで良いですし。
IC-7300は、自社の他機種を食わないようにわざわざ苦労してスペック落としてるリグなんで、ふつうに作ればごくかんたんな話でしょうが。
私の個人的にはカラーバンスコは要らない、見やすいモノクロ液晶がナイスなんですけど、もうそういうゼイタクは言わないので、アイコムさん!、TS-590の使いづらさにはもう懲りた!、UI最強、144メガ付きSDTRXのIC-9300、ぜったい買うんで頼んます!!
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