日にちをいちにちまちがえており、じつは今日です。
08JST
ハイバンド、コンテスト前のテスト局がいくつか聞こえます。SDRで聞くには、K3使いの人たちがよく言う、「信号がポコン、ポコンと浮いてくる」、そんな感じ。感度も悪くないようだ。では仕事にて離脱。0QSO
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10JST 仕事抜け出てすこし参戦。このコンテストは国内オッケーなゆえ、特にJAはお客さんじゃないのでCondxは開いてるものの、21メガは少ないです。
呼んでも?が返ってくるので は?と思ったら受けHDSDRと送りTS-590のピッチが150Hzずれてました。どうやれば適正できるか解らないのでとりあえず送りTS-590のXITにてマイナ150Hz、
、そしてN1MMのRBN噛ましたバンドマップでQSYした際、ずれているのをTUNEするには、HDSDR上でマウス1クリでよいわけで、つまり、マウスをふたつとENTERキー、この三つあればQSOは完了です。
なので、コールが取れるローカルのCW Skimmerを噛ませれば万全かつラクラクコンテストができるという次第。つまり、数年後にはロボット・オートマオペになります。SDRで聴く信号は弱々しいですが、S/Nはたいへん良く、いままでリグではなかなか聞こえなかった、Wを呼ぶJA局も静かに聞こえます。10QSO。
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12JST
あちら夜にて大西洋間の7、14メガでのトラフィックが暴発しており、こちらファーイーストは置いてけぼりです。が、21メガでアジア、それからEU早起きさん&マルチオペステーションが聞こえ始めるころ。思い切ってCQしてみました。
自分のSDRの遅延、ラストTESTの、こぼしのSTがうっっせー。
HDSDRではSDRをTX時Muteできるらしいのですが、それは別途232Cコントロールにてやらねばならないらしい。てかディレイ掛けないとそれでも聞こえるんでは。よくわからん。だがノイジーなTS-590よりは、はるかに良い感じで静かによわーい信号が取れます。
近接・多信号特性云々については、とくにバンドがざわつく様子もなく、いちばん強いガン強RT0F(S9+20dB)のすぐとなり、500Hz離れたS5くらいのB7Pがまったく影響受けずに取れるので、かなりイケテルのではないかと。
たったの2万円ぽっち(ドル円80円時)のやすもんSDRなのに、IC-7851をも凌駕する、一つ一つがきれいに分離された、なんという美しいPanadapterなのでしょう!
今までは「バンドスコープなんかいらないや!」などと思ってましたが、こうやって実戦してみると便利は便利。これにコールサインが付けば(CW Skimmerのこと)最高です。20QSO。
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17JST
21メガがたいへんによろしいです。てかみんなコンテストスペシャルで臨んでるんでしょうけど。
CQ出そうにも立錐の余地は075をも超えてJTモードにまで入り込んでおり大迷惑、まったくありません。そこでもう一度CW Skimmerとの連携に挑戦してみました。、、ら、かんたんにできた。
HDSDR+CW Skimmerのようす
VSPEでTS-590のCOM6をCOM2に割って、そうすればHDSDRはCOM6、CW SkimmerはCOM2で動くはずなんですけどなぜかNG、ではまたそのCOM2をさらにCOM3に割って、しかもHDSDR、CW SkimmerともにCOM2で動く、という謎挙動です。
結果オーライとして、RBNではスキマずれがあってN1MMでのバンドマップ1クリでは、誰かがズレ上げしてたのをいちいち補整して呼んでいたのが、SDR受信そのままのローカルスキマを使うことにより完全に解消されました。
ローカルCW Skimmer上で1クリすると、N1MMのコールウインドウにはRBN経由で、すでにその局が入っている、ゆえにそのままESMでEnterを2回押せばQSO終了。これはらくらくだ!
40QSOで晩飯。ここまでTS-590をいっさい触ること無し。
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19JSTから7メガ開始。JAのかた、CWOpsメンバー、そのほかおなじみさん局を呼んでいく。
ここでたいへん残念なお知らせですが、AFEDRIのほうがTS-590よりはるかにマシです。590はノイズまみれのポンポコ、いっぽう2万円のAFEDRIはきわめて静か、バックノイズの無いところから信号が浮き出てきます。しかもHDSDRでのフィルタはバッサリと東尋坊の断崖絶壁のようなスカート特性です。これはいったいどうしたことでしょう。
21JSTで90QSO。そろそろ14メガでWがいける時間なのでCQしてみる。
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14メガ満員御礼。EUとNAで出るとこない。耳より感度の高いCWスキマを使って目視でわずかな隙間を探す。CQする。誰かいる。以下繰り返す。
これまでの結果、TS-590は残念ながら完敗です。CQ出すと、AFEDRIでは蚊の鳴くようなのがギリギリで取れますが、それは590ではノイズの海に沈没、まったく聞こえません。つまりわたしはいままで得意げに耳無しCQしていたのでした。まことに慚愧に堪へません。
23JST
JAビッグガンのかたのサバキを聞いてますが、いままでのようにまったく聞こえないということは無い、同等、または最悪でもなにかは聞こえる。むー。TS-590は、これ以外ない名機とみて、この1台と一生添い遂げるつもりでしたが、またなんかひっつくのか。面倒な話だ。125QSO。
明日も仕事、だいぶんわかったので、あとはのんびり。
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08JST 仕事前に覗いてみる。21メガはしんでいました。少なくともW西海岸はビームこっちのはずですが弱い、JA局も呼ばれてない、局いない。たそがれ感です。また夕方に。
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12JST
お休みターイム! あちらローバンド主体。M/M局が居ないも相まってバンドも寝ています。やはりSDRの遅延が気になって仕方ないので、TRボックスにディレイを掛けてもらうよう相談しました。JAの皆さんはグッスリなことと思われます。150QSO。
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15JST 21メガ再開 SDRシステムでの本格RUNテストです。
EUはほどほどに開いています。スキマがないのをスキマで探す。SDRの解像度は非常に高いのでやっぱり誰かいる。だが丹念に探して。CQ。
わたしの存在はRBNに上がってるんだから、Mオペやアシステッドは即呼びしてこいや!思いますが、なかなか呼んできません。
ここで最終確認ですが、TS-590対AFEDRI SDRはAFEDRIの勝ちです。QRMがひどいのでHDSDRの帯域200Hzで一人旅してましたが、それは590では「コー!」がひどくてしかもスカートが丸いのでとなりの影響受けてNG、
いっぽうAFEDRIでのコンテストは、フィルタバッサリなのに無問題。モールスランナーをQRNなし、1〜2局だけ呼んでくる、に設定したとまったく一緒のゲーム感覚です。弱ーい局も闇の中からはっきり聞こえる。たとえばKX3の聞き味というのはこういう感覚なのでしょうか。
1時間で50QSO、ちょうどタイミングよく、200QSOで、呼んできたLZ4T局にそのまま周波数奪われ、お先ご無礼しました。
Result(SA-AB-HP)

あまり意味ないですけど、いちおうSH5での解析
http://59925.org/sh5/jf2iwl/2015/2015_cq-wpx-cw_jf2iwl/index.htm
最高レートはラストの50QSO/h、オペ時間は4時間の模様です。
いっぽう、同時にやってたQS1Rでのリバースビーコンアップ状況。
RTTYとコンテストじゃない局含むですが、開始30時間で2万スポットを超えました。
改めて、最新(でもないですが)ダイレクトコンバージョン機(全部突っ込んで一気にAD変換すりゃいんだろ!?)の恐ろしさを身をもって体験できました。
アイコムさまではいま、IC7851とか、異次元のRMDRなどとおっしゃっていますが、悲しいことに時代を2周回遅れです。だからわたしはSDTRXを先進のアイコム様にお願いしたのにとうとう作ってくれなかったし。これアイコムファンとしては悲しいものがあります。
なのでしかたない、アイコム様は当てにならない、もう頼らない。じゃあ、、、
むしろFlexRadioがIC-7410の筐体にFlex3k入れて、FlexIC-30007410出せばいいじゃねえの??!!
というナイスな思いつきを思いつきました。筐体はUI使いやすさ抜群のIC-7410モノクロ液晶でオッケー、バンスコなんかハイレゾ大画面のディスプレイで見たほうがよいですし。これはいけると思うのでFlex様におかれましてはこれ見てたら作って下さい。
TS-590の結果は残念でしたが、これもひとつの時代の終わりということで、では新たに、SDRとのトランシーブシステム構築の始まりです。
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