私の持つMark-VにはSSBのナロー(2)が入っていません、ですので、INRADに2kHzのコリンズメカフィルを注文、という時についでにルーフィングフィルタも物欲してしまいました。穴があれば入れたいのは誰しも同じ心境でしょう。
到着。メカフィルの方ははめ込むだけなので簡単。ルーフィングフィルタの方は、前に8N2HQの1000MPに入れたことがある、が、Mark-Vの場合は+5V供給のコネクタがAFボードに立っておらず、自分で立てねばならない。
INRADから送られてきた#22番スズメッキ被覆線、+5Vの方は簡単に穴に刺さったのですが、GNDの方がもう刺さらない。よーく見ると、ボードの穴5ヶは互い違いになっていて、GNDの穴は微妙に小さいことが判明。
ほかに代わるものを探しましたが固い線が見当たらず。サンドペーパーでゴシゴシやっても刺さらず。仕方なく3D2Vの撚り芯線を2本だけ撚って差し込み、それを土台にスズメッキ線を文字通りハンダ付けすることに。強度的にはフィルタボード自体が2点で固定されているのでまあ大丈夫だろうと。
この作業に小一時間ほども掛かった。疲れた。ここにおいて、なぜヤエスが1000MPではボードに出していたオスコネクタをMark-Vで外したのか解った。つまりルーフィングフィルタを入れるのが世界中で流行り、「再セットしてくれ」とかいう奴が多くて困ったんでしょう。ルーフィングフィルタ除けだな。
ついでにオマケで付いている、ヒスノイズを減らすコンデンサも付けてみました。なんか、Webで見ると元に付いてるのと「交換」してる人がいたのですが、何度もマニュアル読んでもどう考えてもパラにして容量増やすんだけど。。
仕事サボっての作業おしまい。電源入れて、マニュアルでは裏メニューでIFゲインをひとつ落とすのでその通りに(この調節も調べてみると世界各地マニヤックに各人各様)。
まずコリンズのメカフィルは当たり前だがよく効いています。聞きやすい。1.8kHzのクリスタルと迷ったのだけれど、ちょい狭いし、値段高いしメカフィルにしてよかった。
めちゃ気になっていたヒスノイズ低減はCWモードにおいて、とても聞きやすくなりました。
ルーフィングフィルタは、、、甲論乙駁あるようですが、当然ながらわからない。まあ「INRADのステマ」(マーケティングはしてないと思うけど)ですな。クルマオタがやれエアクリ替えたらパワーアップがとかアーシングがどうしたとかと一緒。
せいぜい点火プラグをイリジウムにしたら寿命が延びたとかそのくらい?。気分の問題。点火プラグ純正品じゃないのと一緒で本来の特性悪くしてるかもしれない。
ヤエスも何入れようとしてたのか知らんけど、AFボードにこんなでかい穴開けてりゃなんか入れたくもなるよ。そこに目を付けたINRADの勝ち。1000MP系統は世界中でものすごい数売れ、コンテストマニヤのModsがきわめて盛んだからINRADもさぞ儲けたことでしょう。
まあコンテストの過酷な環境の中で活躍してくれることを期待しつつ、これで穴埋めが完成したので自己満足です。
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