どこで聞いてきたのか「仁淀ブルー」なるものを見てみたいとのリクエストを受け、坂瀬川の樽ヶ関谷をチョイス。下部のゴルジュを避ければ、美しいナメが続く初心者向きの沢とのこと。さらにこの時期にはうっとしいアブもおらず、快適な遡行が約束されています。
今治から2時間ほどで林道のゲートへ到着。気温は11度と低めでしたが、快晴に近い天気なのでめげずに出発。林道を歩き適当なところから入渓しましたが、いきなり美しいナメが現れたので嫁は大喜び。バシャバシャと歩くとほどなく二股へ、残念なことに林道が横切っていました。
右股である樽ヶ関谷へ入ると、うって変わって滝が次々と出てきます。個性的な滝もあって楽しませてくれました。最後はちょっとした笹ヤブ漕ぎで堂ケ森避難小屋へ抜けました。
下山は隣の六郎谷を下りました。テープもそこそこ付けられてあり難なく下山できました。退屈な林道歩きを我慢すれば終了です。
楽しみにしていた「仁淀ブルー」ですが、ブルーというよりはむしろグリーンと呼んだようがいいような色合いでした。ともあれ透明度が抜群で、気温がもう少し高かったら泳いでみたかった。隣の六郎谷で大々的に林道建設&伐採が行われてあり、中流部のナメが汚されてしまうのが心配です。
入渓直後のナメ。東北の沢みたい。
これぞ仁淀ブルー。
まるで堰堤のような滝。
シャワーはちょっと冷たかった・・。
楽しい小滝がたくさん。
のんびり遡行で7時間ほど。

7