この日は福岡まで帰らねばならず、許された時間はお昼過ぎまで。まずは総社市奥坂にある穴観音へ。お堂の奥に石室があり、側壁に十三仏種子が刻まれてあります。今回の旅行で一番楽しみにしていたものです。ふだんは施錠されてあるので、穴観音保存会の方々に案内をしてもらいました。
お堂の奥に石室が開口。
石室内にいくつかの線刻物がある。
十三仏種子。石室にあるので状態がよい。
ここ吉備には「文永様石仏」と呼ばれる独特な仏像が残されてあります。素朴でユーモラスな表情は癒し効果が抜群、状態の良さそうなものを選んで見てまわりました。
久米薬師堂の文英様石仏。
江口家墓地の文英様石仏。
大崎廃寺跡文英石仏。文英作の一つ。
持宝院文英石仏。これも文永作。
常楽寺の文英様石仏。
安産祈願の旅の〆は倉敷にある不洗観音寺で。平日だったので参拝者はおらず、ゆっくりとお参りができました。
影向之松は、市の天然記念物。
一石三十三観音。彫りがみごと。

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