6/9(土曜)は、矢筈へ。比叡に通い始めて早数年、待ちにまった矢筈デビュー。ルートは、「もぐらたたき」から「マキシマム」の予定。アプローチの整備をしながら取り付きへ。1ピッチ目は5.10bのクラックですが、どちらかというとチムニー的な登りが必要でした。朽ち果てた終了点を過ぎて、いよいよ5.9のチムニーへ。想像以上の奮闘的なチムニーでした。とにかく狭くて身動きがとれません。まず頭がつかえるのでメットをはずし、ついでギアラックに付けていたカムをはずし、なんだかんだでヘロヘロになって出口へ。次はもう少しスムースにあがれると思うのですが、二度と行きたくありません・・。
ビレイ点から「マキシマム」へ継続しようとしたところで、雨がポツリポツリ落ちてきました。時間もおしてきていたので、さっさと退却。空中懸垂がルートの傾斜を物語っていました。矢筈で登るのは、10年くらい早かったようです。

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