早々と梅雨があけてくれたので沢登りをしようと計画したのですが、足の調子が悪くて泣く泣く中止に。猛暑の予報でしたが、豊後大野まで疫病退散祈願へ行ってきました。
首都圏では感染者が急増、再び非常事態宣言が出されました。大阪でも増えてきており、ここ福岡でも時間の問題かもしれません。
漆生の笠塔婆から始めて、高添石幢→神宿橋→六ツ子庵石幢→愛宕石幢→藤ノ木石幢→高津原石憧→大聖寺宝篋印塔→樋の口橋→宮脇宝塔→黒松庵の宝篋印塔→新飼宝塔→松厳寺の石幢→千束石幢→地蔵ノ堂六地蔵幢→表宝篋印塔→長寿庵五輪塔→光昌寺石幢→木下磨崖仏→常忠寺五輪塔→一万田氏由緒六地蔵塔→御廟様石幢→御廟様石幢→城久保石幢→坪泉の方碑で終了。
暑さが半端でなくじっくりと見学できなかったのが、すこし心残りでした。今回は県や市の文化財に指定されてあるものがいくつもあって見ごたえがありましたが、壊れかけのものにも目を惹くものがあり、豊後大野は石造物の宝庫であることを再認識しました。
地蔵ノ堂六地蔵幢。龕部が失われている(泣)。
光昌寺石幢。笠を欠く。
木下摩崖仏の石幢。再建を望む。
御廟様石幢。痛々しい。
今回の一番は、千束集落の山中にあった「千束石幢」。なんといってもアクセスが絶望的にわるい。ギブアップしたところに、地元のおじさんと遭遇し案内してもらえました。生まれ育ちも千束とのことですが、数年前までこの石幢の存在を知らなかったそうです。
わざわざ軽トラを出してくれました。
千束石幢。雰囲気も上々。
笠には朱も残る。

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