お盆休みも今一つの予報、少しでも降水確率の低い西中国へ出かけました。日帰りなのでできるだけ近いところから選んだ沢は「福川長崎谷川」。鈴ノ大谷山周辺は自然林がわりと残っており、私にとって魅力あるエリアです。
福岡から3時間ちょっとで現地へ到着。福川長崎谷川沿いの林道を少し入ったところに駐車しました。当初は左股へ入るつもりでしたが、このところの少雨で水量が極めて乏しく右股へ変更しました。林道が沢から離れるところから入渓。ロープを出して登った滝が一つありましたが、それ以外は特に見どころのない沢を淡々と登りあがりました。下山のことを考え920mピークに詰めあがりました。稜線上には赤テープが残っていましたが踏み跡はほぼ消滅状態で、ここを歩いている人はほとんどいないようです。
灼熱の尾根歩きを避けて涼しい沢筋を下降することにしました。920mピークから左股へ下降しましたが、笹ヤブが煩わしくて難儀しました。水流がでてくると快適そのもの。それなりの滝、ナメ、釜がいくつかあって楽しく水遊びができました。
左股遡行、右股下降の方がより楽しめたと思いますが、情報がほぼ皆無なので仕方ありません。高津川水系なので水質はお墨付き、水量がもう少し多いときに再度入ってみたいと思いました。
水質は上々なのですが・・。
右股で唯一の滝でした。
左股にあった滝。
きれいな小滝もたくさん。
小さな釜でクールダウン。
枝沢も楽しいかもしれません。

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