先日耶馬渓をドライブした際、「中の迫の景」が素晴らしかったので一度歩いてみようと思っていました。その昔、八面山から桜峠を経由して鹿嵐山の地蔵峠まで歩かれていたとのことでしたが、巻きばかりでは面白くないので、できる限りリッジ上をトレースすべく出かけました。
杵の木への縦走は桜峠から開始しようと思っていましたが、適当な駐車場所がなく少し下ったヘアピンカーブから出発しました。ここは旧道だったようで道路脇に石垣が残っていました。歩いて間もなく崩壊したトンネル跡に到達。扁額もなにも残っていませんでしたが、おそらく昔の桜峠隧道だと思われました。
旧桜峠?から301mピークを経由して391mへ向かいますが、そこそこ踏み跡があっと行程がはかどります。350mにあった岩峰はやむなく左から巻き。391mピークからはあまりすっきりしていないリッジ上を歩きますが、地図に記されていない顕著なピークがいくつかあり、これまたやむなく巻いてしまいました。それでも強引にリッジ上にあがったり、岩場をトラバースしたりで、そこそこアドレナリンは出ました。
406mピークに到達、ここは「杵の木」という三角点だそうです。往路を戻る気になれず、杣道を辿って中の迫へ下山しました。県道から旧桜峠を越して戻りました。
稜線から。周防灘が見える。
できるかぎり稜線上を行く。
391mのピークから。遠くに八面山。
地図に記されていない岩峰。左巻き。
ここはバンドをトラバース、かなり悪かった。
これも地図にない岩峰。左巻き。
杵の木三角点(406m)。
中の迫集落から振り返る。
桜峠を起点に反時計回り。

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