きまぐれな秋雨前線のせいで土曜は動けず。なんとか日曜は晴れの予報になってくれたので、祖母へ行くことに。あろうことかアラームのセットを忘れて2時間近く寝坊してしまい、行き先を耶馬渓に変更。ところが高速の入口をうっかり間違えてしまう・・。もう止めにしておけばよかったのに、晴天がもったいなくて福智山方面に変更。菅生の滝を起点にした周回コースを歩いてきました。
・芦苅谷:菅生の滝へ駐車し、道原貯水池の少し下流に合わさる小さな谷へ入りました。沢筋には荒廃した林道が残っていましたが、適当なところから入渓。入渓後まもなくのこと、蜂(スズメバチか?)の襲撃にあってしまい、7カ所ほど刺されてしまいました。気を取りなおして歩き出すも集中力が散漫になっていたのでしょうか、標高210mの分岐で間違えて右股へ入ってしまいました。そこそこ小滝はあったものの、周囲は植林帯&猛烈な竹ヤブで興ざめ。適当なところから強引に稜線を越えて、七重の滝の上流部へでました。
道原貯水池のすぐ下流から入渓。
ところどころ小滝や連瀑があり。
・七重の滝・左股(仮):七重の滝を下ったところから、左股へはいりました。出合いはちょっと難しそうな滝になっていましたが、はなから巻くのもしゃくなので、慎重に登ってみました。その後もそれなりの滝が続いており、シャワークライミングが楽しめました。連瀑帯が終わっても、断続的にナメ滝、小滝、プチゴルジュがでてきました。周囲は原生林なので雰囲気は上々、薮漕ぎもなく稜線へ抜けました。七重の滝も登り応えはあるのでしょうが、沢登りとしては左股の方が断然面白いと思いました。
暑さに参りそうだったので福智山をピストンせずに尺岳へむかいました。久しぶりに歩いた福智の縦走路でしたが、さわやかな風が吹いており快適でした。蜂の襲撃とルーファイミスさえなければ満点な一日でしたが・・。
出だしの滝、フリーソロでも楽しく登れる。
連瀑帯、シャワーが楽しい。
上部のきれいなナメ滝。
帰りはいつものように安産祈願。西大野八幡神社には、大正時代に欧州大飛行を敢行した「東風号」のプロペラが奉納されてありました。
大空に飛び立ってもらいたいものです。

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