瀬戸内の魚と愛媛の地酒があまりに美味しかったのでちょっと飲みすぎてしまいましたが、絶好の沢日和で気分は上々でした。
この日は赤石山系の『床鍋谷』へ入りました。ガイド本によれば、多くの滝とナメを連ねるが難所はなく初級者でも楽しめる、とあったので足慣らしにもってこいと思われました。
新居浜から約1時間ほどで入渓地点の床鍋へ到着しました。(名前も知らなかった)東赤石山に登る登山者が多くて驚きました。
堰堤を越えたところから入渓、小滝を越えたり、釜を泳いだりと楽しく遡行。ただ水量が多め(だと思った)で、大きめの滝は残念ながら巻きました。巡視路の橋を過ぎると間もなく最後の大滝が現れます。このあたりになると谷は明るく開けるのですが、ヌメリが強くて足元に気を使いました。慎重に大滝を登るとほどなくして登山道にあたりました。稜線まで行く気にもなれずそのまま下山しました。
この夜は近くにある『オーベルジュゆらぎ』に宿泊。山間にあるとは思えない立派な宿で、次もここに泊まろうと思いました。
40m大滝。直登はそれなりに難しいと思う・・。
床鍋の廃屋裏に立つツガの巨木。
沢の疲れはフレンチで癒す・・、そうです。

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