翌日曜はあいにくの雨でクライミングはできず、熊本北部の古墳巡りをしてきました。熊本、それも北部は貴重な装飾古墳が集まっているところです。その多くは壁画の保護のために閉鎖されてありますが、見事な壁画を自由にみることができるところもいくつかあります。
まずは清原古墳群の『江田船山古墳』、ガラス越しですが国宝の太刀が出土した石室・石棺を見ることができました。見事なまでに復元された墳丘には多少の違和感を感じましたが・・。
ついで、『石貫ナギノ横穴群』と『石貫穴観音横穴』。横穴群をみたのは初めてでしたが、装飾も施された精巧な作りに驚きました。
古い町並みが残されてあると聞いた高瀬町へ寄り道をしましたが、保存状態がさっぱりでがっかりしました。昔の水路にかかっている石橋群は整備されてありましたが、水路がドブ臭くて少し残念でした。
夕方近くなったので、駆け足で『萩の尾古墳』と『三の宮古墳』を見学。前者は赤い壁画が鮮明に残っていましたし、後者は武装した石人をまじかで見ることができ、満ち足りた一日を締めくくってくれました。
船山古墳。整形美人のようでいまひとつ・・。
石貫ナギノ横穴群、みごとな横穴群でした。
高瀬の石橋群。しょうぶの咲くころにきてみたい。
萩の尾古墳。結露したガラス越しでしたが、壁画は鮮明でした。
三の宮古墳の武装石人像。

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