折角の火曜定休日でしたが、あいにくの雨。気温が高く九重でも雨だろうからスキーに行く気になれず。こんな日は絶好の古墳日和り、傘を片手にうきは市周辺を探索してきました。
装飾古墳でつとに有名な「日岡古墳」や「珍敷塚古墳」を見たかったのですが、一般公開はなされておらず断念。歴史資料館で紹介してもらった古墳をみて回りました。
まずは「塚堂古墳」。まあまあ立派な前方後円墳でしたが、墓地に転用されてありがっかり。石室もないのでわざわざ見に行かなくてもよかったかも。
ついで「安富古墳」へ。照明付きの石室があるとのことでしたが、施錠されてあり入室できませんでした。近所の方に伺うと、最近鍵が掛けらたとのことでした。照明があったので、柵越しの見学で我慢しました。
このクラスだったら施錠しなくても・。
さらに「田主丸大塚古墳」へ。この地域で一番大きな前方後円墳とのことで、過剰なまでに公園整備化されてありました。墳丘の復元よりも石室に入れるようにしてくれたらよかったのに・・。
この美容整形にいくらかかったのか?
雨も小降りになってくれたので「森部平原古墳群」を見にいきました。小さな円墳が山の中腹に60基ほど、びっしりと作られてありました。入室できる石室もいくつかあり、まさしく古墳のワンダーランドでした。外見からは想像もつかないほど立派な石室もあり、いたく満足しました。
周辺は円墳だらけ。
近くに「善院4号墳」という彩色古墳があるというので訪問。この古墳は個人の敷地内にありますが、とても親切な方で気持ちよく観させてもらいました。「入口が壊れかけているので注意して入ってくださいね。」と親切に言ってくださいましたが・・。
天井の高さは圧巻。
自宅に戻る道すがら、大刀洗の「今村教会」を訪問。今村地区は多くの潜伏キリシタンが居られた所ですが、来年は信徒発見150年だそうです(長崎はその2年前)。記念のカレンダーをいただきました。
カクレキリシタンの地に建てられた教会。
夕暮れがせまってきたので、小郡の城山山麓にある「花立山穴観音古」と「焼ノ峠古墳」を急ぎ見学。「花立山穴観音古」には線刻が残されてあるとのことで、二人して探して回りました。「焼ノ峠古墳」は九州最大の前方後方墳だそうで、墳丘は過剰なまでに復元されてありました。

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