目丸山の「黒谷川」を遡行してきました。中流域までは伐採・植林が行われていますが、源流一帯はそれなりに自然林が残っているようでした。今回も沢グルメ師から声をかけていただき、楽しい一日を過ごすことができました。
青石集落の外れにある目丸山の登山口まで車を上げ、荒れ果てた林道を使って黒谷川へ降り立ちました。二万五千図の「黒」と「谷」の間から入渓、沢グルメ師のルート取りは絶妙で感心することしきり。
しばらくは植林帯の間を遡行、ぬめりが気になって快適ではありませんでした。ほどなく5mくらいの滝が現れました。高巻くのもいやだったので登ることにしました。壁は礫岩なのでホールド、スタンスは豊富なのですが、ガバっと欠けそうなので体重をかけないようにして慎重に登りあがりました。やれやれと思った直後に衝撃的な光景が待っていました。どこから流れてきたのか、ひっくりかえったパワーショベルが無残なすがたをさらけ出していました。
植林帯から自然林にかわるころ、小滝が連続する快適な区間になりました。水量も多くシャワーをたっぷりと浴びながら楽しく遡行できました。目丸山への直登ルートはとらずに、本流沿いに登りあがり1250m付近の縦走路へ抜け上がりました。山頂をピストンして、一般登山道を青石へ下りました。
礫岩の滝。久しぶりにロープをつけて滝を登りました。
いずこから流れてきたのか・・。
小滝が楽しい。

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