3/25(土)、快晴のなか比叡山・U峰正面壁を登ってきました。西壁なので、昼近くにならないと陽があたらず、少し肌寒く感じました。
昨年末より、掃除およびボルトの打ちかえをしていました。4度目にしてやっと上まで抜けることができました。従来の1ピッチ目の下に1ピッチ追加(5.7程度のスラブ)、計5ピッチです。2〜4ピッチは傾斜の強いクラック、凹角を人工交じりであがっていきます。トポにはA1とありますが、アブミは必要ありませんでした。4ピッチ目の上部が濡れていたので、ちょっとシビアでした。登攀時間は二人パーティーのつるべで、ちょうど3時間でした。
下降路がわからず、1時間ほど右往左往しました。終了点からU峰の頂上を目指して上へ上へと登っていきます。一応白テープで目印をつけています。頂上近くにでたら、U峰奥壁の基部を回りこむようにして踏み跡をたどります。迷わなければ道路まで40分ほどでしょう。
ロケーションが素晴らしく、また高度感も満点です。フリーのレベルがある程度高くないと、アブミの架けかえに終始するかもしれません。夏にかけてクラックの掃除を行う予定です。

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