そして今回のメインである覗山古墳群へ。覗山の西側一帯にたくさんの古墳が造られてあります。山頂まで舗装道が造られてありますが、残念ながら車両は進入禁止。蓮池畔から車道横のヤブ尾根に突入しました。小円墳が十数基みつかりましたが、石室が残っているのは3基のみ。いずれもかなりしょぼく、入室など問題外。北に延びる尾根上も同様でした。
N5(上)、N12(下)。
気を取り直して主稜線上へ向かいました。N21は竪穴式石室、天井石が抜かれてありましたが状態はまずまず。N22は小さな入口(玄門?)らしきものが設けられてあり初期の横穴式かも。
N21(上)、N22(下)。
いったん山を下りて蓮池南の小丘陵へ登り返しました。ここにも数基の円墳が残されてありました。N27は小型の横穴式石室で、今回唯一入室できた古墳。N29は小石材が丁寧に積まれて造られた竪穴式石室で、天井石が抜かれてありましたが状態はまずまず。
N27(上)、N29(下)
所々に猛烈な竹ヤブあり。

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