東京では感染者が順調に減少してきており、今回の波が終息するのはまもなくかもしれません。変異株さえでてこなければ、コロナは終わりだと信じているのですが、昨日デルタ株の変異が新たにみつかったというニュースを聞くにつけ、まだまだ続くのかと暗澹たる気持ちになりました。
足の具合がだいぶ良くなってきたので、リハビリがてら六地蔵塔を探しに大分までいってきました。発見困難物件がいくつかあったので、一気にかたずけてしまおうと思っていたのですが、連敗につぐ連敗でした。地元のお年寄りに聞いても知らないと言われるにつけ、もう山中に埋もれてしまっているのかもしれません。
山の口霧島神社→宗寿寺石塔群→時松の六地蔵塔→極楽寺跡石塔群→中畑石幢→下畑の六地蔵塔→内成の棚田と大イチョウ→梶原石幢→内成の六地蔵塔→鎰掛磨崖仏と薬師堂の六地蔵塔→仏光寺六地蔵石幢で終了。残念ながら山の口、宗寿寺、瀬口、朴木集落にあると聞いていた六地蔵塔はいずれも発見できず・・。
時松の六地蔵塔。八面の石幢。
下畑の六地蔵塔。再建されたのか?
梶原石幢。棚田もすばらしい。
鎰掛の六地蔵塔。再建されたのか?
連敗続きの一日でしたが、最後に大物を見つけることができました。亀の井バスのパンフに載っていた内成の六地蔵塔、かなりおおまかな地図だったので、まず発見できないだろうと思っていました。ヤブ蚊の猛襲をうけながら山中を歩くこと30分ほど、荒れ果てた旧道脇にしずかにたたずんでおられました。龕部はかなり風化していましたが、憧身の銘はくっきり残っておりました。享保18年、1733年建立です。
内成の六地蔵塔。佇まいは申し分なし。

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