RX-7(FD3S)タービン交換です。
お陰さまで最近、またタービンの注文が増えています。
ご依頼も様々でタービンだけ購入される方や取り付け等、ご相談を受けます。
その時に作業日数の話が上がるのですが、確かに最短であればクーラントのエア抜きも入れれば3日あれば終わりますが、車両の状況がそれを許さなくなっております。
タービン交換だけならガスケットだけで済みますが、交換されたのかされいないのか判らないウォーターホース、タービンを交換する際に外すパーツ類の不具合等、交換を余儀なくされる部品もあります。
オーナーさんの費用抑制の面から、都度注文にしておりますが部販に在庫がない場合、欠品している場合等がございます。
また、EXマニ等の不具合やスタッドボルトの折れや破損等、これの除去には一日費やしてしまう事もございます。
従って、殆どの車両では1週間〜2週間程かかります。(欠品状況等によってはもっと)
また、よくあるのが以前、他店にてエンジンを載せ替えているとかタービン載せ替えているとかお聞きしますが、既に交換をされていてから時間が経過しており、どの部品が交換されてされていないのか判らない状況では現車の状態を信用するしかありません。
従ってガスケットだけに留まらずEXマニ、アクチュエーター、エアエレメント、クリーナーBOX、エアホース、ウォーターホース等、部品が必要になります。
もちろん、多くが予算の抑制から全て新品してしている訳ではなく、今後不具合の起きそうな部品、不具合のある部品を優先して交換いたします。
また、一部、インテークのアクチュエーターやオイル、水のタービン回りの金属配管は製廃の為、再使用か中古になります。
過走行(スポーツカーで既に10万キロ越え)が多く、タービンだけの問題ではない事が多くなっており、エンジンとタービンは同時交換を強く推奨いたします。
既にオイルが吹いている場合、タービンだけではなくエンジンからの可能性も多くその場合タービンだけ交換しても直りませんし、入れた新品タービンもダメージを追って結果的にオイルが吹いてくる事があります。
ターボ車は、オイルとオイルエレメント、エアエレメントの管理が寿命やオイル吹きの症状に大きく寄与いたしますので徹底した管理をお願いしたいと思います。


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