RX-7(FC3S)のリアからの異音。
FCにもピロボールが使用されていまして、そこから異音が発生していました。
その他の依頼は
・空燃比計の取り外し(めくらボルトは持参します)
ブーストのチェックがあるので少しそのままにしました。
・メーター照明の修理
ポジションに関しては持って来て頂いたスイッチを交換して治りました。
・テールランプのガスケット交換(ガスケットは持参します)
テールランプのパッキン交換も終了しました。
・キーレスのリアハッチオープンギミックの修理
取り付け時に無かったスペアタイヤを取り付けた為に干渉する様になってしまいました。
リアハッチの作動に関しては部品の交換等なく位置変更とガイド(ワイヤーがスペアタイヤに干渉防ぐ)で対応いたしました。
・車高調のアッパーマウント取り外し(1本のみ)
アッパーマウントは緩めました。
安定しないブーストの確認を3人のドライバーによって乗り方(踏み方)によって違いがないのを確認しました。
空燃比は問題ありませんでした。
ECUとBBタービンの相性と考えEVCの装着をする事にしました。
EVCは実はこの車両に以前装着されていたのでそれを利用する事にしました。

外したリアロアアーム。

リアロアアームのフロント外側はスーパーナウ製のピロに。
車高を下げるとここのブッシュに負荷がかかり動きが阻害されるので、車高を下げるならこの部分はピロにした方がロアアームがしっかり動くようになります。
全部ピロにしないのはストリートだから。

ガイドが少し見えます。

外したピロはスルスルでした。
スルスルだとガタが出ます。

交換後アライメント調整をしました。
ブーストですがやはりEVCを装着した方がレスポンスも追従性も向上していました。
EVC5以降ならオフセット、マップ補正があるので更に合わせやすくなると思います。
その辺りはオーナーさんと相談しながら決める事になりました。
FCにBBタービン装着に関しては現在ロムチューンされている場合でそのままECU内部のブーストコントロールをさせる場合、BBタービンでのデータが少ない為EVC5もしくは6等の装着が良いかと思います。
最大のメリットのノーマルのブーストによるセーフティーモードは当然使えなくなりますが、ブーストに関するストレスは大幅に減ります。
今後ロムチューンでのデータが揃ってくれば改善の方法も見つかるかも知れませんが、この様な場合やはり車両台数によってしまうので現時点ではいつ改善出来るか厳しいと思います。
恐らく他では社外ECUでEVCの仕様に必然となってしまうと思いますが、闇雲に社外ECUにせずEVCを導入すればロムチューンでも対応出来る事は判明しています。

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