6型スピリットRの点検依頼です。
一年近く諸事情で乗らかったらしいですが、中村屋さんとうちと澤さんがリンクしてまた乗りたい。ドラスクに行きたいと思って頂いた様で嬉しい限りです。
そのドラスクに参加するために点検と車検を受けると言う事で点検のみ受けました。
法定点検と継続車検はお知り合いの所で受けると言う事でそれ以外を行います。
まずは基本のコンプレッション測定とダイアグチェックです。

オイル滲みがあり、ホース取り付け部より漏れていました。

溜まっています。

ペーパータオルに着いたオイル。

オイル漏れの弊害です。
垂れたオイルがホースを犯しブニュブニュに柔らかくなっています。

冷間時に不具合を発生するのがこれ。
本来冷間時は離れていてはいけません。
この状態はカムが落ちていて冷間時のアイドルアップはいたしません。
また冷間時は調子悪いと思います。

現段階では水漏れや水食いの症状が無いのと、以前エンジンを載せ替えているらしいのでその名残の様です。
ラジエターやヒーターコア等の内部が汚れていてそれが付着している可能性がある為。
定期的にラジエターキャップとリザーブタンクキャップの点検清掃をして経過を観察する事にしました。

ヘンテコなキャッチタンク?

クスコの物に変更し配管は戻してあります。

傷んだベルト。
こちらの交換はオーナーさんのお知り合いの車検屋さんにおまかせです。
どうもスピリットRは投機目的車になって居た為か意外と走行距離の割にエンジン等の程度はあまり良くありません。
この車も35000km程なのに圧縮が6k台と言う事で、ディーラーさんにてエンジンは載せ替えた様です。
購入時はパワーFCとナイト製のむき出しクリーナーが装着してありかなり無理な走り方をしていたと想定されます。
その結果が圧縮低下。
パワーFCをECUをECOCPUに変更。
その後ノーマルクリーナーに変更。
現在暫定データのECO CPUは書き換えを推奨いたしました。
経過を観察しながら乗っていきましょうとお話いたしました。

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