昨年、板金修理をさせて頂いた1.5リッターのコンパクトカー(車名は、ちょっと理由があり伏せさせて頂きます。)のオーナーさんから昨年末に連絡があり、中古のCVTミッションの載せ替えをお願い出来ないかとのご相談でした。
その載せ替え理由なのですが、どうもサーキット走行を頻繁に行うとすべりが発生する様です。
その対応としてはATクーラー等増設し一部クーリング対策を行っているのですが、しかし走行していると油温上昇に伴いフェイルセーフ等が働くらしく専用ATFや添加剤を投入して見たもののあまり改善しないので交換となったそうです。
年末だった事もあり実際の作業は今年に入って行いました。
中古持ち込みですから不安がありますが、最低限の交換部品とオーナーさん指定の油脂を多めに使いATF交換いたしました。
試乗チェック、油量を確認しましたが現時点では問題はありません。
ただサーキット走行となると機構的な問題やクーリング物の搭載位置の一部制約もあるので、やはり最低限小まめなATF交換は必須になろうかと思います。
ちなみに通常のATミッションは車種にもよりますが強化出来ます。
CVTも強化出来ればいいのですが・・。
今後経過を観察したいと思います。

交換されたミッション

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