本日も午前午後にRX-7(FD3S)に関する点検と相談がありました。
午前中の相談はECO CPU導入に際しての点検と相談でした。
結果から言うと残念ながら、ダイアグでエラーコード40が出てしまったのと圧縮の状態から延期となりました。
40はパージソレノイドというエミッション系のソレノイドバルブでキャニスターにつながります。
他店でO/H後、慣らしをして約3000Km・・しかもO/Hしたお店で車検を受けたばかりらしいです。
圧縮数値は
フロント
実測値260rpm 8.0/8.2/8.1
補正値250rpm 7.8/8.0/7.9
リア
実測値259rpm 8.2/8.2/8.3
補正値250rpm 8.0/8.0/8.1
この結果にオーナーさんの落胆ぶりは隠せませんが、現実を受け止めないと先には進めません。
基本的にエンジンルームは銀の箱以外ノーマルです。
(必要無い事はお話しました)
同時にノックセンサーの樹脂溶けも発見したので、ついでに交換修理する事になりました。
そのあと、フィードバック走行で圧縮が回復してくればECO CPU導入をする予定ですが・・。
果たして・・。
現在同時進行でエンジンO/H時の注文書の履歴を精査する事にしました。
交換部品からの見えて来るものがあるかも知れません。
午後の7は、ほんの一ヶ月前位にECO CPUを導入されたオーナーさん。
スポーツ走行が好きだけどパワーFCの制御に疑問を感じて導入したらしいのですが・・。
中村屋さんに現車セッティングに持って行きたいとの事で事前点検では・・。
67566km
圧縮数値は
フロント
実測値239rpm 7.8/7.7/7.5
補正値250rpm 8.0/7.9/7.7
リア
実測値240rpm 7.6/7.6/7.6
補正値250rpm 7.8/7.8/7.8
見事に低下していました。
もちろんフィードバック走行をして復活するか経過確認をしなくてはなりませんが、スポーツ走行をしながらだと難しいかも知れません。
それでも現状を知る事は大事で今後の7との関わり方が変わって来ます。
また、ECO CPUは万能ではありません。
各機能部品が正常であり、エンジン等が正しく組まれている事が基本となります。
その先に真のECO CPUワールド(速くて調子よく快適)があります。
導入前と導入後のご相談でしたが、残念ながらどちらも圧縮低下していました。
しかし現実が見えれば各々に合わせた方法が必ずあると思いますし、その為なら何時間でもご相談に応じます。
知らない事は、恥ずかしい事では無い。
知らないままにする事、知らない事を通す事、現実と向き合えないことが恥ずかしい事。
知らないなら判らないなら僕らと一緒に学んでいきましょう〜。
って事で中村社長〜宜しく〜。笑

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